farm note 農便り

農業をしながら生活を楽しくをモットーに

モミガラ堆肥仕込む

2011-03-06 18:52:23 | Weblog
曇天の中堆肥を作る準備として出かけたが、軽トラにダリを閉じ込め、トタン板で囲って、十分のぬれたモミだったので、仕込みました。約2時間のノンストップ作業です。
ぬか、油かす、菌を混合させてたっぷり仕込みました。スコップで混ぜ、最終は手でやさしく混ぜる。
雪も混ぜておきました。薄いシャツ一枚でも寒くなく体を存分に使い、いい気持ちです。
近所の方二人が見学に来られていました。何をしているのかと思われたのでしょう。
すぐ発熱して20日後、再度攪拌します。それを2回。60日で使えます。
モミガラは土に混ぜても、容積がへらないので、いい堆肥です。

今日夕方の散歩中、ずっとモチ米の田が保水力がないなと思っていました。何故かと?
やっと分かりました。モチはわらを畑で母が使うため、田にもどしていませんでした。何年もです。母が収量が少ないとも申していました。その原因がやっと理解でき、納得。
有機質成分が不足し、団粒構造が不形成なのだろう。腐植が少ない。
ちょっと私も分かり始めました。
ずうっと何故かと考えていました。答えが分かり、その対策を考えなければと思います。
土を見て、ちょっと分かるようになってきました。少し成長したのでしょうか?


午前中は減反田の畦の泥上げをして山水がスムーズに流れ気持ちがいい。水が流入して、いのししの作ったプールにも水がたっぷり。少し目を離すと田の荒廃は簡単です。
手を入れると気持ちがいい。
ここも山蕗を植えようと考えています。いのししの荒らした跡にも慣れてしまって、ああまたやっているわ。

ついでにルバーブの赤い芽を草わらで隠しておきました。多分鹿に狙われるかもしれない。菊芋はいのししが荒らして全て食べています。ジャーマンアイリスの株も荒らし困ったものだ。
いのししも困るがスコップで掘って持っていかれる方がいるのが、悲しいです。
人にもネットはいるようです。これはとてもいやなことです。
無言で私の大事なものを持ち去るなんて!
山野草が咲く頃はまたごっそとスコプで持ち去る人がいる。
ネットを張る予定。張っても気休めですが、張ります。

まあ今日は久しぶりに仕事をしました。
好きな作業は苦にならないのがうれしい。
啓蟄もすぎ、私もそろそろ、ごそごそ、むずむずです。

作業をしていると知り合いに沢山の八朔をいただきました。新鮮でとてもおいしい。
私は夏、スイカなどをプレゼントします。八朔の木は太く、直径15センチ位あります。
大きな木で、黄色の実が沢山なっています。
皮で八朔ピールを作りましょう。
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時とともに、人も家も

2011-03-04 17:12:44 | Weblog
多忙な農繁期、お風呂に水を張っていても、よくあふれさす事が多かった。その為に目地がゆるくなり、水もれ。そのため、一部のタイルの張りなおしを農閑期の今にしてもらった。これでほっと。母にずっと愚痴られていたので、ほっと。ゆっくりお風呂。ついでに蔵の白壁のクラックも補修してもらい、また、整理していると、父が素人ながら立てたガレージの柱が傾いているのが見つかり、直してもらう予定。時がたつとあそこも、ここもと故障が目立つ。家を守るって大変なことです。建築士の二男が言うには、リフォームしたら2千万はするよとのこと。建て直したほうがましだという人もいるが、私は古家の黒光りする太い柱に愛着があるので、修理になるでしょう。それにしても大変な費用になり大変すぎる。まあ愛情を持って見守っていこう。お隣は都会についに出られて、大きな家も崩壊待ちで朽ちかけた蔵や家屋を毎日眺めてため息がでる。寂しくなる。ああ、時が変わると何ものも変化し、朽ちていく。目の前でそのプロセスをみているので、我が家のぼろ家も大事にしなければと思っている。次世代にもそう願っている。
なんでも変わる。永遠なものなんて存在しない。
体も家も大事に大事にしなければ、早期発見早期治療、修理。
それにしても家を守っていくのは大変な責任であるとつくずく思う。

外は雪。野山はまた雪につつまれ、冬景色。しばし、ゆっくりの休息。
そのうち、農業申告もしなければ、この雪のなかでなんの経済メリットのない計算をぱちぱちします。
それが終ると忙しくなるでしょう。

何時も家にいる私は相当な閑人に犬には見えるらしく、すぐ、散歩紐をくわえてぶらぶら。
散歩に出よう、雪がふっても。
出れば気分爽快。
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山蕗

2011-03-02 09:07:16 | Weblog
最近ヤマブキを植えるようにとの話をよくきいていた。里山の山菜の蕗は人気で、佃煮にするとおいしい。香りがいい。カルムシュームも沢山。
私も色々考えていたが、減反田に植えようとおもう。手間が要らない。これがメリット。
これからのわたしにはこれがいい。ブランド名も発表された。京のふき、里いぶきです。
この名前の印刷で出せるようになるといいです。
ふきだと、山の動物もさわらないでしょ。
これで私の負担も減ります。土地利用を真剣に考えて行きましょう。

今可愛いつぼみのふきのとうがかわいい。取らずに育てよう。
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久しぶりの講演会

2011-03-01 20:08:20 | Weblog
雨の中社会実験中の無料高速に乗って隣市での地域里力シンポジウムに参加してきました。
講演題目は
見えてきた自由貿易協定対応農政とわが国の農業、農政の基本課題 です。
講師は滋賀大学名誉教授小池恒男氏です。

事例紹介として、京都で九条ねぎで6次産業化を展開されている 山田敏之氏の会社経営の話でした。

TPP の話で新聞やテレビ、民主党の話で断片的に知っている話を的確に聞かせてもらいました。只農業部門に的が絞られているような話になっていますが、多くの分野に影響を及ぼし、国民全ての問題だという事を具体的な説明でよく理解できました。
本当に津波のように外国からの影響をもろに受ける、格差社会には強烈な一撃になりそうな様相です。他人事ではありません。夫々が真剣に考えるべき時期にきていると痛感しました。くるくる変わる農政に振り回されないように、地域農業の大切さを学んできました。
山田さんの実践例は、やれば道が開かれていくという明るい話で、若い方々の農業参入が求められているように感じました。今がチャンス、ピンチはチャンス。若い方からヒントをいただきました。
今日は久しぶりにいい話で真剣に前列で聞いていました。
考えるチャンスとなりました。
新聞もより関心を持って読めます。
本当にどんな結論が6月に出るのでしょうか。
皆自国のことを考える必要があります。
コメント (2)
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