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考古学には興味の無い人の考古資料館だより

2017-03-17 16:30:45 | Weblog
 予報ではおだやかに晴れると言う一日ですが、陽射しの中を歩けば春爛漫で、かげると吹く風が酷く冷たい一日でした。
きょうの散歩は花は無しで、表題どおり西陣にある京都市考古資料館がお目当てです。
考古資料館では「伏見城と淀城」と題した特別展を開催中。

 言うまでも無く、発掘品の展示で陶器類が主になりますが、写真は木製品から。

最初は下駄。男物ですが、これなら小生にも作れそうな気がします。
「鍋島町 ( 指月城跡 ) 出土品」となっています。

 二枚目も下駄で女物。

この下駄も作れそうですね。
こちらは、「鷹匠町 ( 伏見区役所 ) 出土品」となっています。

 次の出土品は「おにぎり」。

手前の箸も含めて「桃山町永井久太郎 出土品」となっています。
「永井久太郎」は人名ではなく地名の様です。なんとも面白い地名です。

 400年以上昔のおにぎりが腐らずに残っていたのは、焼けて炭化したからですね。
この「おにぎり」の持ち主は、お昼にでも食べるつもりで持って出たのでしょうが・・・・・
食べられずに焼けてしまったと言う事は、戦に巻き込まれた?単に火事にあった?地震が原因?
持ち主は生き残ったのかどうか?

 もう一つ、炭化した食べ物で「トウモロコシ」。

こちらはおにぎりとは別の場所で、女物の下駄と同じ「鷹匠町 ( 伏見区役所 ) 出土品」となっています。
トウモロコシは貯蔵品だったのか?見事に形を残しています。
焼けて縮んだのかな?小さなトウモロコシです。

 木製品、食物と続きましたが、最後は金箔瓦。

この瓦は「桃陵町 ( 桃陵中学校 )出土品 」。
これも400年以上昔のものですが、さすが金箔、輝きは昔のままと感じられます。
この瓦は、乗っていた建物は焼けたのかもしれませんが、瓦自体は強い火を潜っていないのだと思います。

 以上、きょうの散歩は、考古学には興味の無い人の考古資料館だよりでした。
考古学に興味がなくても、展示物を見るのは面白いです。

カメラ SONY α77 
レンズ TAMRON SP 90mm F2.8 Di MACRO

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