ポスターに大きくクローズアップされているのに加藤はほとんど活躍しません(^_^;
やはりネタバレ含んでしまうので、未見の方はスルーしてください。
総じて、ストーリーの掘り下げ・ディテールアップが色濃くなってきて、ニヤニヤしっぱなしでした(*^o^*)
第4章は、ドメル将軍が登場とガミラスの諸事情が丁寧に描かれてます。
彗星帝国ガトランティスとの艦隊戦からスタートです。BGMも「さらば」からのモノをアレンジしてイイ感じ。
ドメルにも個人的な悲しみを抱えているんですねぇ?部下もナイスガイな感じで、観ていて感情移入してしまい、悪な侵略者にどんどん見えなくなって困りますな(^_^;
配下の次元潜航艦も、対潜水艦戦を模しており、「Uボート」などの名作を想起させてくれて面白く仕上がってます。
色濃い演出だなぁと思ったら、絵コンテが樋口真嗣氏によるものなんですね、なるほど~って感じです。
第3章でも表現されてましたが、異次元空間を水中みたいに表現しているのは斬新でなかなかです。
一方、ヤマトではガミラスとの戦争の発端が実は地球側からの攻撃だったと明かされて、島を中心に猜疑と不穏な空気に包まれる様が。
このあたり、例えば日中戦争のような陰謀論的な深さはないものの、善悪で割り切れないのが戦争だというリアリティがあって興味深いですねぇ。
ラストの第14話は、また思い切ったエピソードだなと(^_^;
ガミラスがエヴァの使徒みたいな精神攻撃を仕掛けてくるんですが、これまたエグイ演出で(笑)
オリジナルシリーズでも、古代が子供時代を思い出すシーンがありますけど、あれをかなりアレンジしたんだなと思うんですが、森雪やイスカンダルの秘密みたいなものも匂わせる構成になっていて、謎が深まる造りになってます。
「2010年」って映画がありましたが、回転するディスカバリー号のようにヤマトが描かれていて、SFパロも多く含まれて、これもニヤニヤ(*^o^*)
第5章は4月に決定されましたが、早く続きが観たいよ~!!って感じですね。
しかしまぁ?森雪が益々フェロモン発散させて、古代クンとの関係もどうなっちゃうのか、これはこれで楽しみだったり(笑)