どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

この世界の片隅に、上映900日目...そして節目の日

2019年04月30日 18時00分00秒 | 映画

あぁ...あの日から早2年半もの月日が過ぎてしまったのかと...。

この流行り廃りの激しい世の中で、こんなにも長く愛され、上映され続けている...。

奇しくも節目となる今日は、一つの時代が終わりを迎える日と重なってしまいました。

この重なりは決して偶然ではないような気がしています。

昭和のただ中...もっとも厳しく辛い日々を描く作品は、平成に生まれ、令和へと語り継がれていくことに...。

一本の映画で...こんなに心動かされた作品は嘗てありませんでした。

平成という時代は今日で終わり...直接戦争に巻き込まれることはなかったけれど、自然災害や信じがたいテロや事件も多かった。

インターネットが普及をはじめ、仕事にも生活や趣味などへの影響も大きく、気づけば昭和の時代とかなり様変わりしてしまいました。

便利で判りやすい状態にもなったけど、そのぶん心のササクレが増えた気もする...。

そんな時に出会い、いつの間にか小走りになっていた気持ちにブレーキをかけ、知らず知らずのうちに疲弊した気持ちを癒やしてくれた...それが、こうの史代さんの作品でした。

カミサンと訪れた、夕陽に美しく映える呉...一生忘れられない光景です...。

そして...片渕須直さんによって映画化された「この世界の片隅に」。あと100日経れば、8月のあの想いの深い時期に。

これもまた偶然ではなく...この作品の持つ力なのでしょう。

同じ時代に出会えたことに感謝しかないです(^_^)



Perfume、コーチェラからの配信で改めて感じたこと

2019年04月29日 21時00分00秒 | Perfume
そのステージと繰り出すパフォーマンスは確実に深い爪跡を残したと思います...。

YouTubeによる配信は、Perfumeの前にアリアナ・グランデさんの派手で規模の大きいステージを映し出していました。

Perfumeの出番を固唾をのんで待ちながら、脳裏に浮かんだのは..やはりMIKIKO先生の言葉です。

4年ほど前にBSフジ放送の「ESPRIT JAPON」。


演出・振付家として腕を磨くため、ニューヨークに渡ったMIKIKOに初めて立ちはだかる厚い壁。

ニューヨークに留学するというのもある日突然すすめられて...私は行く前のダンスシーンはアメリカのものが見本になっていて、

黒人っぽく踊る事、いかにそれを再現できるかっていうのが注目されていたんですけど...体型も私はボン!ギュ!っていうワケでもないし、やっぱりアレはアノ体型のアノ血が流れた人たちのダンスだったり表現方法だなっていうのが凄い感じて、それを真似していること自体が凄い恥ずかしいなって思って...。


自分のやってきた事は欧米の真似事...そう感じてしまった彼女は思わず立ち止まってしまったという...日本人らしさとは?...その答えを探し求める日々が始まった。

ニューヨークで日本の文化を発表しますっていう舞台を観に行ったんです。で、どんな事をやるんだろうと興味を持って観に行ったんですけど。やっぱり着物きて太鼓叩いて和の表現だったんですけど、それは確かに間違ってるとか正解はあるとは思ってないけど、自分がやりたいのはそれじゃないなと思って。なので敢えて日本っぽくするというよりも、そこを意識しないようにするというか...。

辿り着いたのは敢えて、日本っぽくしないということ...。

それからというもの彼女は日々気になるものやアイデアをひたすらメモし、振り付けに活かすことを始めた。

しかし...これが自分にとって本当に正解なのか?不安な日々が続いた...。


留学からの帰国後...それまで日本の情報は耳に入れないようにしていたMIKIKO先生...「事故!」と感じてしまう程の意外な Perfume のブレイクにすっかり浦島太郎のような気持ちになってしまったとのことですが(^_^;、それまで地道にやってきた事が間違いではなく、確信へと繋がって行きます(^_^)

帰ってきてみて、よりそこが鮮明になったと...やるべきことがハッキリして、日本人の体型に似合うものプラス、緻密さというか細やかさみたいなのが日本独特の良さでもあるなと思うので、それが知らず知らずの内にフリに反映されるようになったと思っています。

それにしてもまるでマリオネットのような振り付け...いったいどこから生まれたのだろうか?

好みとして自分がダンスを踊ってますと言うより、日常の仕草だとかが体現できたら、その人が魅力的に見えてくるのではないかと思うことが多くて...なので、こうダンス踊ってますというのではなくて、リズムに日常の仕草をはめていってるとこは振り付けの方法としてはあって...

...かな?...っていうようなポージングを...それがダンスっぽくないから独特と言われるのか...なぁ(笑)


国内でさえ、個性が強すぎて...まぁテクノサウンドを表現する上で人間ぽくないロボットみたいなキコキコしたようなダンスだと奇異な目で見られていましたしね...(^_^;

でもMIKIKO先生の留学経験と、日本人の限界と壁...その挫折感をもって生み出された振り付けのデザイン言語に間違いはなかったと私も感じているんです。

コーチェラ・フェスにて同時参加したお隣の国・韓国の女性グループ・BLACKPINKと比較されることも多かったようですが、方向性はまるで違う...その指向はかつてMIKIKO先生がニューヨークで感じた「黒人っぽく踊る事、いかにそれを再現できるか」の壁に向かっていると。

韓国のグループはその土俵で戦いを続けているんだと思うのですが、欧米人の目にどう映っているのか...それを知る手だてはありません。

ただ日本人にとって、その土俵は合ってないんじゃないかなとは感じていて、それは過去、米国市場に打って出た多くの歌手やグループの挫折が物語っています。

恐らく欧米人にとって東洋人が英語で歌い、ヒップホップやストリートダンスを舞っても奇異でニセモノっぽく見えてしまう...ネイティブでないものの壁があるのだと思うんです。

それ故に敢えて土俵をかえ、独特の場で勝負するPerfumeには...それは急激にではなくても...ジワリと浸透していくような余地と可能性があるんじゃないかなと。

理解され、面白いと思い、気づいたら虜になってしまう...私のような人間はまだまだ世界にいっぱいいるんじゃないかなと(*^o^*)

...とまぁ、そんな事を考えながら、コーチェラでのステージを見守っていた次第です(^_^)



ploom TECH、入手

2019年04月28日 20時02分00秒 | その他のモノ
娘からもらいました(^_^;

彼女は香料関連の会社に勤めている関係でテスト的に使っていたようで...まぁお下がり?です(笑)

電子タバコは興味もあるし、喫煙者として今後どうするか...選択肢のひとつではあるんですが、種類もいろいろで未だに決めかねていて。

試すにはちょうど良いので、素直にもらい受けました。

カートリッジも3種類ほど一緒にもらって、一通りやってみましたが...なんか一番ピンときたのはメンソール系のものですね。

これが一番吸ってて心地よい感じがしました。

口にスパスパ溜め込むように吸うのではなく、深呼吸するみたいに直接肺へゆっくり流し込むように吸引すると、ケムリ感が強く、雰囲気的にタバコっぽくなるようです。

いずれにせよ、タバコとは感覚が違うものなので、こりゃ慣れの問題なんでしょうけど...直ちに置き換えるって気持ちにはなれないかなぁ...(^_^;

良い機会ではあるので、しばらく試してみたいと思います。



嬉しくない連休

2019年04月27日 23時55分00秒 | 話題
2回続けて愚痴なんで、つまらん内容で恐縮なんですけどね...どうも釈然としないというか...。

この作為的で、押しつけ感で強制的な10日間...(´д`)

遠出するような気分にもなれない...アンケートにも正直な気持ちが溢れ出ていますね。

だいたいGWって祝日の組み合わせの妙で出来るものだし、それぞれ工夫とやりくりする余地が有るから楽しい気分も生じるもんで、安売りみたいに全部繋げましたからどうぞ!みたいに一方的なのが面白くない。

まぁ元々みんなが移動するような時期に出かけたくない性格だし、仕事もそうなんで、こんな時期は何も計画しません。

無駄にダラダラ時間を消費して終わっちゃうんだと思います。

初日?の今日は娘のマンションに荷物を運ぶなどし、戻ってからはひたすらレコーダーに録画した番組を消化してましたよ...。

なんだか...本当にコレで良いのか?日本!って気分ですわ...(´・ω・`)



サザエさん、アニメ版が今年で50年...ってことで

2019年04月25日 21時05分00秒 | 日記
そんな長寿な番組って、世界レベルでも他に存在するのかな?

もはや彼らは何年生まれで、今何歳なのか、いつの時代を生きているのか、四季は巡り時間は経過しているようなのに何十年も年をとらずにそのままで...そういうの誰も疑問に思わない。

レトロと言うほどでもないし、どこか懐かしい部分もあるけど、そこがテーマでもないという不思議な世界です(^_^;

言われてみれば違和感だらけなんだけど、今更ツッコんでもねぇ...。

サザエさんがスマホ持ってたら、それこそ違和感なワケで(^_^;

なんとなく放送が始まった昭和40年代がそのまま保存されている感じで、私世代にとっては子供時代の空気感はある。

でも思い入れもあまりないので、番組そのものも見なくなって久しい。

個人的には何か勿体ないなぁと思ってはいるんですよ。

原作漫画は世相を切り取ったり、風刺をきかせて、終戦後からの日本を庶民目線で記録している...だからこそ朝日新聞なんかも「サザエさんを探して」という時代を掘り起こす記事が作れるんです。

だからね、今やってるのとは別枠でストーリー重視の大人向け「サザエさん」をやって欲しいのが本音。

「この世界の片隅に」でこうの史代さんが参考にした一つに挙げている「サザエさん うちあけ話」なんて最高ですよ。

かつてNHK朝ドラがこれを原作として「マー姉ちゃん」を放送したように、アニメでもやってくれないかなぁって長年妄想はしているんですがねぇ...(´д`)



Perfume、ハッピーハードコアポップ...良い語感(^_^)

2019年04月24日 20時30分00秒 | Perfume
コーチェラ・フェス、「エレクトロ・ワールド」最後の決めポーズ。

本当にこのまま切り抜いて絵になってしまう美しさよ...(*´д`*)

ステージフロアはツルツルで、氷の上の様だったらしい...。

「If you wanna」での左右ステップなんか、普通でも脚がつりそうになる程むずかしいとか言ってたと思うんですが、滑りやすい床であればかなり神経使っていたはず。

でも全くぎこちなさを感じない...いつも通りのダンスを見せてくれるのは流石としか言いようがないです...(´д`)

その凄さは現地の人々にも充分伝わったようで、米ローリングストーン誌においてベストアクト16に選出され、ゴビ・ステージのテントへ観衆が吸い寄せられるさまは、まるでハチがミツに群がるようだと絶賛!

バブルガム・ハウスと、ハッピー・ハードコア・ポップ...特に後者の名称は、なるほど言い得て妙と感じます(*^o^*)

ズバリじゃないけど「ハッピーハードコア」としてWikiペディアで解説されてます。イギリス発祥で、ハードコア・テクノの1ジャンルなんだとか。

まぁここは詳しく知ることよりも、「バッキバキな幸福いっぱいのポップ」みたいな(かなりテキトーな訳(^_^;)、語感の良さを記憶に留めておきましょう。



大学での分煙・禁煙

2019年04月23日 20時28分00秒 | 話題
あぁ...そうか、なるほどねぇ。

学校と名の付く場で、高校までと大きく異なっている点で実感したものの一つが、喫煙所の存在でしたね。

大人の世界に一歩近づいた感もありました。

ちょっと懐かしい光景が浮かびましたけど、それから四半世紀...法律で禁止まではいかないものの、いまや世の中的に禁煙・分煙が進み、外出時で据える場所を探すのも一苦労です(^_^;

そんなご時勢だけに、大学(専門学校もそうか...)という場所は難しいところに経たされているんだなぁと。

会社であれば社員に強制がきくけど、学校だと奨励レベル、それ以上となれば記事にあるような周辺へ迷惑に繋がってしまう。

なかなか難しいところですねぇ...(^_^;



4月22日(月)のつぶやき

2019年04月23日 05時48分07秒 | 日記