9月末に行われた、MOVIXさいたまでの先行上映で観てからというものの、これは最低もう一回は映画館で味わいたいと思い、正式公開初日の今日行ってきました。
ユーロスペース渋谷は初めてでしたし、距離もあるのですが、やはり行って良かったなと(^_^)
舞台挨拶は総勢17名!!さすが渋谷です...圧巻でした(^_^;
その模様(舞台挨拶1回目)は動画がアップされてましたが、イッセー尾形さんってホントに大人のユーモアセンスの持ち主だなぁと(余談ですが私は2回目の上映前挨拶で、合間にロビーに出てこられて私のすぐ横に立たれていてビックリしてしまいました...ここはゲストの待機場所がないのかな(^_^;)。
楽天夫人役の篠原ともえさんは和服姿で登場。本作発案者・あらい太朗さんもコメントしてましたけど、クルクルミラクルなど若き時代のピーキーなシノラーのイメージしかないので(^_^;、そのギャップに驚くばかりですが...作品でも良い味だしているんですよ(*^m^*)
いろいろ事情もあって、ようやくこの日を迎えた監督・大木萌さんは万感の思いを背負っているなぁと...。そんな彼女の想いもあって、ほぼメインキャスト総登場の舞台挨拶になったんだと思います!
...で2回観ての感想なんですが、改めて感じたのは「アマデウス」だなこれはと。
内務省検閲官役・稲荷卓央さんとの冷たく突き刺してくるような対話シーンを挟みつつ物語は進行するのですが、その形式がとても良い効果を生み出しているんです。
「アマデウス」はモーツァルトの生涯を描いた作品で、同時代の大物作曲家・サリエリの視点で語られる作品なんですが、楽天さんが正にサリエリなんだよなぁと。ライバルでもあった岡本一平さんへの眼差しはサリエリのモーツァルトへのそれそのものだし...。
時代と共に忘れ去られた大物...サリエリと楽天の共通点は多いのかも知れません。
観てないとなんのこっちゃですが、これ以上はネタバレっぽくなるんで触れません。ちょっとでも気になったら観て下さい(^_^)
福沢諭吉翁に呼び出され、ライスカレー(カレーライスと称しないのがイイ(*^o^*))とコーヒーでもてなしを受けるシーンも明示の時代感が出ていて味わい深い...楽天さんに限らずカレーもコーヒーも未体験の味だったろうし、口にいれた瞬間の何とも言えない複雑な表情も堪りません(^_^)
その他で印象に残ったのは女中役の三人です。
酒場の女中役・木下愛華さん、若き楽天の下宿先の女中・秋月三佳さん、晩年楽天宅の女中・とみやまあゆみさん。
重要な役回りでもないし、出番も少ないけど何故だか強い印象が残りました。特にとみやまさんの無遠慮でざっくばらんさは秀逸で、篠原さんとの何でもない会話がとても楽しいんです(*^^*)
いや〜良い作品に出会えたなぁと満足した気持ちでいっぱいです...。
パンフとポストカード5種をゲット。
作品が気に入ったら、パンフ購入は必須です!コメントやら、対談やら、監督によるデザイン画集やら、日本まんが史すごろくなど情報量満載で、関係者の想いがパンパンに詰まった一冊になってます(^_^)
あぁ...できればもう一度観たいなぁ...せめて立川シネマシティでやってくれないかなぁ...公開館数が少なすぎる(´д`)
もっともっと全国的に広がり、多くの人に届いてほしい名作だと思います!!
ユーロスペース渋谷は初めてでしたし、距離もあるのですが、やはり行って良かったなと(^_^)
舞台挨拶は総勢17名!!さすが渋谷です...圧巻でした(^_^;
その模様(舞台挨拶1回目)は動画がアップされてましたが、イッセー尾形さんってホントに大人のユーモアセンスの持ち主だなぁと(余談ですが私は2回目の上映前挨拶で、合間にロビーに出てこられて私のすぐ横に立たれていてビックリしてしまいました...ここはゲストの待機場所がないのかな(^_^;)。
楽天夫人役の篠原ともえさんは和服姿で登場。本作発案者・あらい太朗さんもコメントしてましたけど、クルクルミラクルなど若き時代のピーキーなシノラーのイメージしかないので(^_^;、そのギャップに驚くばかりですが...作品でも良い味だしているんですよ(*^m^*)
いろいろ事情もあって、ようやくこの日を迎えた監督・大木萌さんは万感の思いを背負っているなぁと...。そんな彼女の想いもあって、ほぼメインキャスト総登場の舞台挨拶になったんだと思います!
...で2回観ての感想なんですが、改めて感じたのは「アマデウス」だなこれはと。
内務省検閲官役・稲荷卓央さんとの冷たく突き刺してくるような対話シーンを挟みつつ物語は進行するのですが、その形式がとても良い効果を生み出しているんです。
「アマデウス」はモーツァルトの生涯を描いた作品で、同時代の大物作曲家・サリエリの視点で語られる作品なんですが、楽天さんが正にサリエリなんだよなぁと。ライバルでもあった岡本一平さんへの眼差しはサリエリのモーツァルトへのそれそのものだし...。
時代と共に忘れ去られた大物...サリエリと楽天の共通点は多いのかも知れません。
観てないとなんのこっちゃですが、これ以上はネタバレっぽくなるんで触れません。ちょっとでも気になったら観て下さい(^_^)
福沢諭吉翁に呼び出され、ライスカレー(カレーライスと称しないのがイイ(*^o^*))とコーヒーでもてなしを受けるシーンも明示の時代感が出ていて味わい深い...楽天さんに限らずカレーもコーヒーも未体験の味だったろうし、口にいれた瞬間の何とも言えない複雑な表情も堪りません(^_^)
その他で印象に残ったのは女中役の三人です。
酒場の女中役・木下愛華さん、若き楽天の下宿先の女中・秋月三佳さん、晩年楽天宅の女中・とみやまあゆみさん。
重要な役回りでもないし、出番も少ないけど何故だか強い印象が残りました。特にとみやまさんの無遠慮でざっくばらんさは秀逸で、篠原さんとの何でもない会話がとても楽しいんです(*^^*)
いや〜良い作品に出会えたなぁと満足した気持ちでいっぱいです...。
パンフとポストカード5種をゲット。
作品が気に入ったら、パンフ購入は必須です!コメントやら、対談やら、監督によるデザイン画集やら、日本まんが史すごろくなど情報量満載で、関係者の想いがパンパンに詰まった一冊になってます(^_^)
あぁ...できればもう一度観たいなぁ...せめて立川シネマシティでやってくれないかなぁ...公開館数が少なすぎる(´д`)
もっともっと全国的に広がり、多くの人に届いてほしい名作だと思います!!