酷暑の8月も終わり、いよいよ秋9月...。
楽しみもいろいろですが、まずはこの一冊を。
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「紀子 小津安二郎の戦後 (文藝春秋企画出版)
」、和やかな表情で一服する小津サンのお顔が印象的でございます。
帯の紹介文
『「いやァ、もう戦争はこりごりじゃ」
「ウーム、全くなァ...」
映画監督で皇軍兵士だった小津安二郎の戦後とは...日本映画きっての名作「晩春」「麦秋」「東京物語」をとおして小津安二郎の戦後を見つめる』
同帯背面
『「紀子三部作」とは、映画監督であり兵士であった男が、勝つはずだった正義の戦争に負けて、手のひらを返すように変節してしまった国家と国民を前にしたときに産み落とした映画である。言い換えれば、命を懸けてつくした国家と国民に裏切られた男の映画である。
小津は、主人公の周吉の「周」の文字を自らの分身のように長く使ったが、紀子の「紀」は、例外はあるが、戦後の一時期、一九四九年から一九五三年にかけて重点的に使った。
名付け親が名前に思いを託すように、小津安二郎は紀子という名前にある思いを託したのであろう。その思いとは何であり、「紀子三部作」とはいかなる意味を持った作品群だったのであろうか。』
「晩春」「麦秋」「東京物語」は私も大好きな作品群で、何度見ても新たな発見があり、見飽きることがないシャシンです(*´д`*)
12月にはいよいよ「晩春 デジタル修復版 [Blu-ray]
」も出ますしね、じっくり再見、味わいたいと思います。
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楽しみもいろいろですが、まずはこの一冊を。
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「紀子 小津安二郎の戦後 (文藝春秋企画出版)
帯の紹介文
『「いやァ、もう戦争はこりごりじゃ」
「ウーム、全くなァ...」
映画監督で皇軍兵士だった小津安二郎の戦後とは...日本映画きっての名作「晩春」「麦秋」「東京物語」をとおして小津安二郎の戦後を見つめる』
同帯背面
『「紀子三部作」とは、映画監督であり兵士であった男が、勝つはずだった正義の戦争に負けて、手のひらを返すように変節してしまった国家と国民を前にしたときに産み落とした映画である。言い換えれば、命を懸けてつくした国家と国民に裏切られた男の映画である。
小津は、主人公の周吉の「周」の文字を自らの分身のように長く使ったが、紀子の「紀」は、例外はあるが、戦後の一時期、一九四九年から一九五三年にかけて重点的に使った。
名付け親が名前に思いを託すように、小津安二郎は紀子という名前にある思いを託したのであろう。その思いとは何であり、「紀子三部作」とはいかなる意味を持った作品群だったのであろうか。』
「晩春」「麦秋」「東京物語」は私も大好きな作品群で、何度見ても新たな発見があり、見飽きることがないシャシンです(*´д`*)
12月にはいよいよ「晩春 デジタル修復版 [Blu-ray]
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