どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

ウシガエル

2017年11月30日 20時30分00秒 | 話題
へぇ〜、このカエルって人為的に輸入されて繁殖した外来生物だったのか...。

食用として、小作争議が頻発する農村への救済措置として養殖を促進させようと...。

しかし食文化としては根付くことは無く、輸出も戦争の影響で絶え(戦後一時的に盛り返すも)農薬検出などでフェードアウトになったということです。

その後はほぼ放置だったんでしょうね...私が小学生時代に住んでいた埼玉県草加市は当時田んぼや沼地が多くて、夏の時期にはカエルの合唱が聞こえ、もちろんウシガエルも低域音の担当よろしく「ヴ〜ヴ〜ヴ〜」と鳴いていましたっけ(^_^)

何十年も聞いていなかったその鳴き声を久しぶりに届けてくれたのが映画「マイマイ新子と千年の魔法」でした。

図らずも耳朶に触れ、記憶の奥底にあって忘れかけていたものが蘇りブワッと涙が溢れ出てしまった(´;ω;`)

子供の頃にすり込まれた懐かしい記憶の一つです。



11月29日(水)のつぶやき

2017年11月30日 06時36分46秒 | 日記

Perfume Clips 2、開封の儀

2017年11月29日 20時50分00秒 | DVD・Blu-ray
前作から4年弱、ユニヴァーサルJ移籍してからのMV16作をまとめたもの

パッケージデザインは前作を踏襲した iPad っぽいもの。


仕様の大きな違いはブックレットが付属したところ...これがまた各MVを担当した監督による絵コンテ付きなんですわ(*^o^*)

カッチリ・キッチリ描く人と、ラフで大ざっぱなのが比較対象もできたりして、ファンには堪らん一冊になっております(^_^)

ほいでもって...まだ全部は見ておらんのじゃけど...特典ディスクのコメンタリーが素晴らしいんですわ(*^m^*)

3人がシートで一緒に映画館のスクリーンを観ている設定で!

映画館じゃないよね。

ユニヴァーサル系の試写室みたいなところかな...?

このシチュエーションだけでもウラヤマシイ...極爆上映で観てみたい...(´д`)

まぁ...それはさておき、今回のコメンタリーはなんと等倍再生なんです!今までは16倍とか4倍とか駆け足で忙しい感じでコンパクトに感想をしゃべらせるという鬼設定でしたが(^_^;、約1時間18分にわたって3人の表情を見ながら一緒にゆっくりと、そしてキャッキャワイワイMVを鑑賞できるスタイルとなりました!

いやもうこれだけで元が取れた感じがしますわ!\(^o^)/

ってなことで存分に楽しみたいと思います〜(^_^)



11月28日(火)のつぶやき

2017年11月29日 06時30分11秒 | 日記

こうの史代さんの新刊!

2017年11月28日 16時20分00秒 | 
ギガタウン 漫符図譜」です!

なんとなく単行本化は無いんじゃなかろうかと、「一冊の本」を定期購読して、1丁目から毎月コツコツ切り抜き保存してきたんですが...。

これでキチンとした形で保存・所有できる!(*^m^*)

発売は年明け1月19日、迷わずポチッとしましたわ\(^o^)/

鳥獣戯画の世界をアレンジしつつ、漫符の解説書にもなっているという...こうのさんの視点は本当に面白いです!



11月27日(月)のつぶやき

2017年11月28日 06時26分11秒 | 日記

反物質は雲の中

2017年11月27日 20時08分00秒 | 話題
記事の解説を読んでも文系脳にはサッパリで...(^_^;

「反物質」とか「陽電子」とか、昔からSFアニメによく出てくるアイテムで、この記事を読みながら、テレサが雷の中にいて、カミナリを落としている脳内イメージでいっぱいになってしまいました(´Д`;)

記事でも紹介されている映画「天使と悪魔」、観た記憶がありますけど...そういえば加速器を扱う科学者が登場したりとか、「反物質」を巡ってどうのこうの...って話だったような記憶が...。

本質を知る理系の人から見れば噴飯ものだと思いますけど(^_^;、「反重力」とかと同様にキーワードとしてロマンを感じる言葉なんですよねぇ。



6年ぶりの続刊という...(^_^;

2017年11月26日 18時39分00秒 | 
冒険エレキテ島」の第2巻です。

「鶴田謙二初、6年ぶりの続刊!『2巻』出た!」...帯も飛び上がらんばかりに踊っております...出たって...(^_^;

1巻の奥付みたら2011年10月と...確かに丸6年もの歳月が...どんな話だったか忘れちゃったよ〜><

鶴田さんのアッケラカ〜ンとしたキャラや世界感が好きで、新作出たり、エマノンシリーズとか忘れかけた頃にヒョッコリ顔出すように続刊だしたりする度に買っちゃうんですけどね。

去年出版された「The Art of SHIN GODZZILA」に封入・描きおろしB3両面ポスターでも正にヒョッコリ顔出したんでビックリ(゜ロ゜)

みくらちゃん?...まぁ、なぜ?と考えるのは野暮ってもんですけど、もしかしたら続きが出る日も近いのかな...と予感はしてました。

待つのはつらいので、忘れることにしているという...1巻を読み直して思い出し、2巻も楽しみ、ラストでアッあの人は!?ってところで「TO BE CONTINUED」です(^_^;

絵のタッチや雰囲気は維持しているものの、描き込みや描線が軽く細くなってきてる感じがしましたね。洗練されてきてるということかな?

この続きはまた6年後?...ひょっとしたらもっと先??還暦すぎてしまうわぁ...(´Д`;)



11月25日(土)のつぶやき

2017年11月26日 06時36分21秒 | 日記

この世界の片隅に、52回目鑑賞

2017年11月25日 18時30分00秒 | アニメ
前回、丸の内ピカデリー爆音映画祭から二週間半ぶりに。

今回は近隣の和光市サンアゼリアでの「シネサロン・和光第37回上映会」に行ってきました。

40分ほどで到達できる感じです。

東武東上線・和光市駅から徒歩で向かいましたが、その途中にある商店街で今日の上映会のポスターを多く見かけ、街をあげて応援している雰囲気を感じて嬉しかったです(^_^)

19時の上映回、開場は18時15分ですが、現地に17時45分ころに現着。

ホール前は広い敷地があって暗くヒッソリとしていましたが、開場を待っていると思われる人が玄関前に5〜6人ほどいました。

係の人に聞いてみると、ロビーはまだ準備中なので外でお待ちくださいとのことで...。

閑散としてるし、もしかしてガラガラ?と心配になりましたけど(^_^;、開場時間近くになると20〜30人以上集まり始めてました。

8割以上が女性、年齢層も高めです。

開場時間になりロビーへ...。

すると素晴らしい光景が目に飛び込んできました!


「野田流創作切り絵」と言うのだそうです。

主線となる切り抜き用の黒い紙以外はすべて和紙に色入れしたもので、鮮やかな色彩とにじみ、そして黒のコントラストが独特の風合いを醸していて、「#この世界の片隅に」の素朴な世界感とマッチしていて(*´д`*)...しばし見とれてしまいました。

どの作品も素敵な仕上がりなので、一点一点紹介いたします。








写真にしちゃうと微妙な立体感が損なわれてしまい残念なんですが...すずさんが料理しているシーンの絵なんて立ち上る湯気が透明度のある薄い和紙が載せてあったりして、奥行きまで感じ取れる工夫がなされてました。

展示コーナーには切り絵を作成された福田さんという方が説明されていて、少しお話をすることができました。

福田さんの作品は、畑でこちらを振り向いているすずさんの絵です。

この方は作成スピードが早い方らしいのですが、それでも1ヶ月かかったそうで、他の方は大体2〜3ヶ月にもなるそうです。

本当にどの絵も美しい...まさに眼福でした(*´艸`*)

お陰様で開演までの時間もアッと言う間にすぎ、中に入るとお客さんでいっぱいになってました(^_^)

8割以上の入りになっていたんじゃないでしょうか。一階席だけで842席もあるので700人くらいになっていたかと!

開始のブザー(これがまたテアトルさんのオープニングロゴと同じ音色(^_^))が鳴り、華やかに描かれたしだれ桜の緞帳が開きます。

普段はコンサートなどを行うためステージに奥行きがあるので、スクリーンは引っ込んでいるので、前の方で座席でも快適に鑑賞できました。

客層は前述の通り、高齢者多めで大半が女性、チラホラと漏れ聞こえる会話から初見の方がほとんどの模様、非常に反応が楽しみに。

ちなみに字幕付きで理想的な上映です。主催者さんグッジョブ!d(^_^)

案の定、ユーモラスなシーンで穏やかな笑いが起き、後半の重みと哀しみに触れると啜り泣きの音が聞こえてくると言う嬉しい反応で満ちていました(*^o^*)

印象的だったのはラストシーンへと向かう、周作さんとすずさんが相生橋で会話しつつ背後をバケモンが通り過ぎていくところ...。

そのカゴからヒョッコリとワニのお嫁さんが顔を出したとき、今まであまり感じた事の無いザワザワした反応が起こりました。
「なにアレ?」
「え...どうして?」
「あぁ、そうだったのか!」
...と同行の人同士で小声で話し合いが始まったのです。これは凄く嬉しい現象が起きてるなと(^_^)

通常の映画館と違い、地元色の強いアットホームな上映会はもっとこういう空気があって良いと思うんです。

そしてさらに素晴らしかったのは「たんぽぽ」「すずさん」2種のエンディングで席を立つ人はほぼ無く、最後までシッカリと席についていたこと!

初見率が高い感じなのに、最後に右手が手を振るところまでが作品なのだと皆さん自然に理解されていた...本当に素晴らしかった...。

拍手も沸き上がりました。私も観客の皆さんと主宰者さんに感謝をこめて手を叩きました(^_^)

その穏やかで柔らかい雰囲気もあいまって、ジワ〜っと染みこんでくるような鑑賞となり、ジワジワ〜っと暖かい涙が止まらなかった...。

切り絵の展示といい、本当に行ってよかった...そんな上映会でした。