どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

広島にて...ボンネットバスツアー編(2)<呉>

2016年07月31日 18時40分00秒 | 日記
ボンネットバスで巡る「この世界の片隅に」ツアー、定刻通り7月23日(土)午後1時に出発です。

ルートは下図のような具合。おなじみ「この世界の片隅に 広島・呉ロケーションマップ」から...。

基点(A)が呉市立美術館、東に向かって旧海軍病院階段のある交差点を左折し、呉線のガードをくぐった先、左側にある旧海軍倉庫(B)(現・YWCA)。

木造の趣きのある建物ですね。こういうの当時のままちゃんと遺しておいてくれるのは嬉しいです(^_^)

その前を直進、本通りに出て右折し北上します。そして5分ほどで相生橋手前(C)で下車、そこから徒歩で三ツ蔵(D)へ。

三ツ蔵へと向かう道すがら、こうのさん「さっきの太い道路の挟んだ向かい側がたぶん闇市が...」と。

砂糖を水瓶に水没させてしまい、お母さんから貰ったお金で買いに行く...印象的なシーンです。

さて映像を見ていただくと判りますが、道の右半分が白っぽい...これはもともと川があり、今は暗渠になっている跡であるらしい。

さて何気ない細い道なのですが、三ツ蔵(D)は突然向かって右側に出現しました(^_^)

すずさんが用事ある度にここを通過するファンにはなじみ深いポイントですね(^_^)

その三ツ蔵前で、ここには川があったという解説から始まるお話しです。

52秒あたりから「周作さんとかも歩いて勤めに行ってたんですよね?」とかボケな質問している声は私です(^_^ゞ

そんな質問にも丁寧に答えてくださるのが嬉しかった(*^o^*)

広電さんによれば辰川線の終点(辰川)近辺が北條さんの家がある地域だそうで...三ツ蔵から更に北へ1キロほど奥の方なんですね...上り坂だし行き来大変そうですが、いつか機会あったら訪れてみたいものです。

そして蔵の左端に小さな上り階段があり、三ツ蔵所有者・旧澤原家住宅へ向かいます。

澤原さんのお宅はいかにも庄屋さんのお屋敷といった風情。蔵は裏と表では外壁がなまこ壁になっていたりと大きな違いがあり、全く違う印象ですよね。

さて、そこから左奥へと進み、遊郭街のあった朝日町(E)へと向かいます。

細く入りくんでいて、山の斜面に築かれた街並み...尾道と同じ雰囲気を感じさせられますね。

午後1時半、朝日町(E)の通りに到着...そこは閑散とした言われてみないとわからないほど、なんの痕跡もないところでした。

リンさんのいた街ですね(^_^)

ただ一箇所、気になる建物がありました。上の写真左隅や動画の冒頭に低く小さく青い屋根があるところ...。

写真とっておけば良かったんですけど、とりあえずGoogleストリートビューの画像で。

この特徴的な建物...あとで気づいたんですが(´Д`;)、原作でシッカリ描かれているんですよね。

明らかにこの建物をモデルに描かれているんですが、こうのさんに聞きたかった...。

動画に写っている茶色い大きな病院の裏へと回り、川伝いに千福・三宅本店(F)へと向かいます。


そこで思いも掛けない出会いが!!(*^o^*)

次回ボンネットツアー編(3)へつづく!



7月30日(土)のつぶやき

2016年07月31日 05時10分39秒 | 日記

広島にて...ボンネットバスツアー編(1)<呉>

2016年07月30日 17時25分00秒 | 旅行
あの夢のような出来事からもう一週間経っちゃったのかぁ...。

関東も梅雨明けて、あの時の広島みたいな暑さになってますな(ちょっと質が違うけど)。

さて7月23日(土)に戻ります(^_^)


「この世界の片隅に」生原稿をマッタリと見ている余裕はありません(良い意味で(^_^))

原作の聖地巡礼とも言える「ボンネットバスツアーで巡る『この世界の片隅に』」に幸運にも当選でき、玄関口に午後12時半集合なのです!

出発は午後1時、すでにボンネットバスは横付けされておりました。カッコ良い〜(*^o^*)

ちゃんと「ボンネットバスツアーで巡る『この世界の片隅に』様」と掲示されております。

味わいのある運転席。フロントガラスも開閉します。

エアコンなんて無い時代のものですから、外気取り入れ口は必須!

早く出発時刻にならないかなぁ...なんて思っていたら..サプライズが!!

なっなんと!(゜ロ゜)こうの史代さん御自ら同行くださると\(*^o^*)/

僥倖!SEVENTH HEAVEN!天にも昇る気持ち!(*´艸`*)

大好きな作品の作者と作品舞台を巡って歩けるなんて...こんなことって一生の内もう無いだろうっていうくらいじゃないですかぁ(´д`)

この時点で冷静さを失ってしまいました...未だに思い出すだけで頭フワフワしちゃいます(^^;;;)

この後、どうまとめようかって感じなので、ここで一区切りいたします(^_^ゞ

ボンネットバスツアー編(2)につづく!



7月29日(金)のつぶやき

2016年07月30日 05時11分53秒 | 日記

広島にて...この世界の片隅に展編<呉>

2016年07月29日 21時00分00秒 | 旅行
さて23日(土)は、今回の旅行最終日にしてメインイベントとなる呉市美術館「マンガとアニメで見る こうの史代『この世界の片隅に』展」の初日です!

写真は宿泊したホテルからの眺め...左が呉駅、正面は鉢巻山ですかね。

朝から快晴で暑い!クマゼミの大合唱の中、ワクワクしつつ美術館へ(*^o^*)

動画の最後の方で「うわ...並んでる」とか言ってますが、まだ行列にはなっていなくて、開場10時の前にオープニングセレモニーが開催されていたようで、玄関にはそれを覗き込んでいる人たちが群がっていたのです(^_^;

セレモニーがお開きになる頃、なんとなく行列ができました。


玄関左側に特設の受付カウンターができてましたが、前売り券と当日券の整理ができてなく、職員さんも慣れてないご様子で大わらわな雰囲気になってしまい、入るまでに少々時間がかかりました(^_^;

その並びに物販コーナーが!

なんと公式ガイドブックの予約受付も!こりゃ予約せにゃいけんわ(*^o^*)

ってなことでその他にポスカとキーホルダーも購入した次第。

そして...すずさんがお出迎えです...温いのう...柔いのう...甘いのう...(*´д`*)

...で、順路としては上の写真右奥に見える正面階段を上がり、二階からとなります。

そして10時半から、こうの史代さんによるギャラリートークのためのプレツアー参加のため二階ロビーに集合です...もうかなりの人だかり...200人くらいになったそうです(^_^;

プレツアーというのは...まぁ予習ですね。アニメ制作・進行プロデューサーの山本さんの案内で展示会場をザッと見て回りました。

その際に配布されたのが、コレ!

なんとこうのさん自ら展示会場を一緒に廻って、解説してくださるという!!(゜ロ゜)

そのポイントが記載されたノート...主に☆印を付けたところをお話しされるという(*´д`*)

いやもう...ここからは名状しがたい筆舌に尽くしがたい夢のような時間でしたよ...。

時折こうのさんから質問をされるのですが、一発目である「冬の記憶で描かれている、すずが舟にのって着いた場所はどこでしょう?」にサッと手を上げ「中嶋本町ですよね」と答えたのは私です(^_^)

お話しされるエピソードや解説はどれもこれも面白くて...通常つかうGペン以外にも、毛筆・鉛筆...そして左手でのペン入れの秘密などなど。

特に印象深かったのは、下巻第41回「20年10月」に展開されるリンの生い立ちエピソードの描写。

私はなんとなくクレヨンでも使ったのかな?と思っていたのですが、実はこれ口紅で描いていたんですって!

なので展示されていた生原稿は真っ赤なラインで非常に活き活きして見えましたね(^_^)

ちなみにその口紅はこうのさんのお姉さんからプレゼントされたものだそうです。お姉さんもそんな使われ方してるなんて想像もできないでしょうね(´Д`;)

そんなこんなでギャラリートークは1時間ほどで終了...あぁこれで終わりかぁ...と名残おしい気持ちでイッパイでしたが...実はその後にもっとすごい事が\(^o^)/



広島にて...夕方お散歩編<呉>

2016年07月28日 22時00分00秒 | 旅行
大和ミュージアムを惜しみつつ後にして、22日(金)午後5時半ホテルにチェックイン。

このまま部屋に落ち着くなんて勿体ない!と、すぐさま外へ(^_^)

「この世界の片隅に 広島・呉ロケーションマップ」を手に(A)〜(E)という順で街歩きをしました。

順路としてはホテル(A)を出て、大通り交差点を右折し、昭和橋を渡り、下見を兼ねて翌23日(土)「マンガとアニメで見る『この世界の片隅に』展」会場となる呉市立美術館(B)へ。

もちろん閉門し、人影もありませんでしたが、大きく看板が出ていて気分も上がります(*^o^*)

そのまま直進しますと隣接する旧呉鎮守府司令長官官舎である入船山記念館に。

ここも見てみたいポイントだなぁ...と閉ざされた門を覗くと...まるで宮崎駿描く「幽霊塔」のような時計台が...。

旧呉海軍工廠塔時計といって、工廠造機部の屋上に設置されていたものを移設したんだそうな。

そしてその先T字路のどん詰まりに旧海軍病院門前の石階段(C)があります。

すずさんと晴美ちゃんが、入院しているお父さんを見舞いにいった所ですね(^_^)

階段の上下に鎖があったため立ち入り禁止なのかな?と思ったンですが、通行人の人が普通に上がったり下ったりしてるんで大丈夫なんだなと思い、入ってみました。

上り切ると広い敷地があり、奥の方に国立病院が建っています。

さて、そのT字路を右折し、下の写真は(E)に向かう途中の通り、(D)のあたり...周作さんの勤めていた軍法会議のあったあたり...通りに林立する松が趣きたっぷりでした(^_^)

お散歩の最終地点、歴史の見える丘(E)に到着...そこは呉の街を一望できる素晴らしい場所でした(*´д`*)

ちょうど日が山に沈む直前で...絶好のタイミング!

なんだかもう素晴らしすぎちゃって...しばしカミサンと二人、ボ〜っと景色を眺めていた次第です。

そして...その丘には「噫戦艦大和之塔」という記念碑が建っていました。

まさに戦艦大和の艦橋構造物を模したモニュメントが印象的です。

この呉というのは正しく軍港都市だったんだなぁと実感させられた一日でした。

気づくと午後7時を過ぎていました。それでもまだ明るさを感じつつも急速に夕闇に包まれていき...なんだか言いようのない切なさがこみ上げて来ましたね...。



広島にて...大和ミュージアム編<呉>

2016年07月27日 22時00分00秒 | 旅行
呉駅に7月22日(金)午前11時ころ着、そこから海側へ向かってズズ〜っと伸びる通路を5分ほど歩き、突き当たると目の前に大和ミュージアムがドーンとお出迎えしてくれます(^_^)

右奥に見えているのが潜水艦あきしお実物展示で有名な海上自衛隊呉史料館が...これも行きたかったけど、今回は断念しました(´д`)

さてミュージアムの建物に近づくと、戦艦陸奥の主砲が目に飛び込んできます!

長大な41センチ砲の砲身...すごい迫力です(^_^;

その他にも、主錨・スクリュー・主舵などが、船体のイメージを想起させるように配置されており、いかに大きなものだったか...ミュージアム入館前から圧倒されっぱなしで...。

さて興奮しつつ、入館しますと、フロントからいきなり1/10戦艦大和がお出迎えしてくれます!

うわ〜これが...やっぱ大きいわ...想像していたよりも実物感がハンパないです(゜ロ゜)

大和はドックを模した展示状態となっており、階下におりて下から煽って見たり、4階へとつづく回廊で少しずつ高さを変えて見たりできるよう、かなり鑑賞に対する配慮が感じられる構造になってます。

もう何枚写真とったことか...文字通りナメ回すように鑑賞いたしました(*^o^*)


博物館としての展示内容は、主に呉の歴史、呉鎮守府の詳細、そして軍艦の構造や各種モデル展示...といったところですが、とてもとてもここで語り尽くせる物量ではありません(^_^;

嬉しかったのは展示物の写真撮影条件が緩やかだったことです。基本的にフラッシュ不可、あとは個人の遺書や映像展示以外はOKでした。

いやしかし...ここは艦船好きには堪らない施設ですねぇ...もう数え切れないほどの艦船モデルがギッシリ(^_^)


実物の零戦や潜水艇なんかも充実してました...。


呉駅到着早々にミュージアム入り...気づくと午後1時半になっていて、お腹空いてヘロヘロに。

一旦館外に出て、隣接するレストランBEACONに。

海軍カレーを頂きました、これまた沁みる美味さで...(*´д`*)

海が見渡せるカウンターで食事していたのですが、ふと妙な光景が...。

ん!?ワニ???

犬みたいに散歩し、ミュージアム裏の小さなプール(泳ぐためのものではなく装飾としての浅い水溜め)で泳がせたりしていました(^_^;

この辺じゃ有名な人なんですかねぇ...。

...で食後、ちょっと外を出て、戦艦大和の前部左舷甲板の大きさを再現した大和波止場を散策しました。

平面的なので、ちょっと実感するのは難しかったけど、奥行き感はなんとなく掴めたかな...。


その後再び館内に戻り、閉館の午後5時までドップリと浸かってました(^_^)

いや〜それでも駆け足っぽくなってしまった...もう一日ほしいなと言う感じでしたね(´д`)

自分への記念的なオミヤゲです(*^o^*)

家族へのオミヤゲ、もみじまんじゅうもココで!


あ〜楽しかったなぁ...名残惜しい!また行きたいっ!