どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

どこにも出かけない

2020年02月29日 22時15分00秒 | 日記
出かける気になれない。

ここのところ週末は映画鑑賞で毎週のようにアチコチ出向いていたけど、先日の Perfume ライブ中止を機に萎えてしまった...。

本当は劇場版「SHIROBAKO」も行くつもりで、立川シネマシティで予約もしていたけれど、敢えなくキャンセル。

久々に籠もっていると眠たくなってしかたない...(´д`)

無気力、脱力、ダ〜ラダラ...そんな週末です...。



何の意味があるのだろう?

2020年02月27日 21時50分00秒 | 話題
美空ひばりさんに新曲を歌わせて、今度は手塚治虫さんに新作マンガを?

これって一体だれ得なの?

昨夜のWBSでも取り上げていて、手塚さんの過去作からキャラの顔という顔を抽出し万単位のデータベースを構築、さらに人間の顔写真も合成させて、新作マンガのキャラを精製したらしいけど。

そんなに死者に仕事させたいのかなぁ...と、ちょっと理解に苦しみます。

過去にすがって、遺産を食い散らかす...そこには創造性の欠けらもないなと、情けない思いがします。

テクノロジーの無駄遣いだし、間違った使い方...自己満足というか、欺瞞とさえ感じて不快です。

この調子じゃ、今に黒澤明さんの新作!とかやりそうですね...(´д`)

小津安二郎さんはないでしょう...食いものにしようとする子孫がいないからね。



今は...綯い交ぜな気持ち...。

2020年02月26日 22時39分00秒 | Perfume
残念さ、無念さ...そして安堵感がね。

東京ドーム、千秋楽という記念する日を中止する...この結論に至るまで、Perfumeの三人と運営スタッフの皆さん...この数日間は本当に苦悩や葛藤の日々だったと思います。

心配していたのがね...特に、あ〜ちゃんの気持ちかな。

ライブをやる意義を深く考えるタイプだと思うから、この状況下で強行っぽい雰囲気になって、「うち...一体なんのためにやっとるんじゃろ?」と。

2009年の代々木のような不安定な気持ちで、悲しい涙にでもなってしまったら、元も子もない感じがしていてですね...。

とにかく!

この重苦しい状況から晴れて脱することができて、思いっきり盛り上がれる日が来ることを祈ってますし、待ってますよ\(^o^)/

それでこそ、ライブなんですから!!!



悲しくてやりきれない...。

2020年02月25日 23時30分00秒 | Perfume
P.T.A.先行で真っ先に申し込んでゲットした東京ドーム千秋楽のチケット。

友人二人を誘って、意気揚々とこの時を待っていたのです...それが...こんな事態になってしまうとは...(´;ω;`)

東京ドームの2公演は中止にはなりませんが、希望者には払い戻しをするという措置をとってくれました。

これにより、困っていた友人二人に無理に参加することはないと連絡し、私も参加を見合わせることにしました。

でも...私自身は払い戻ししないつもりです。このチケットだけでも手元に置いておきたいからね...(´д`)

参加するかどうか、正直今でも迷っていますが、現実的に考えて、やっぱりできないなと。

家には同居する80代の母がいますし、もしも感染させてしまったら...と思うと、その責任の重大性を考えると動くことができないのです。

気にしすぎかもしれない...結果的になんでもないのかもしれない...でも...(´;ω;`)

2013年の Perfume 4th Tour in DOME 「LEVEL3」 以来、彼女らのライブツアーは欠かさず参加し、行く度にその素晴らしさとクオリティの高さに魅了されっぱなしでした。

今回も久々の東京ドームでしたし、ベスト盤をテーマに、極上のライブを観ることができる!...それを楽しみに首を長くして待っていました。

それが...こんなウイルス騒ぎで影響することになるなんて、夢にも思わなかった。

今はもう...虚しさと悲しさで物凄く落ち込んでいます...。



敵中横断三百里、鑑賞

2020年02月24日 20時38分00秒 | 映画
「1917」を観ながら、頭の中で「これは英国版『敵中横断〜』だよなぁ...」と思い浮かべ、そう言えばタイトルだけは有名だし知ってるけどどんな作品だろうと思い、調べてみたら黒澤明さんの脚本作品として出ていました(^_^)

以前「黒澤明 DVDコレクション」監督作30本コンプリートしたシリーズの続刊48号にてゲットです。

同じ「敵中横断」には違いないけど、「1917」が歩兵による伝令任務に対し、こちらは騎兵による斥候任務のお話しで、テーマもニュアンスも全く異なります。

明治38年、日露戦争において旅順攻略後、余力の無くなった兵力をどこに集中させるか...その情報を探るためロシア軍勢力下にある奉天・鉄嶺に潜入し、成功を果たした実話で、戦前の雑誌「少年倶楽部」に掲載された山中峯太郎の小説を原作としたものです。

黒澤さんは自ら監督デビュー作として希望していたようですが、新人に任せるには大作スケール過ぎて断念、戦後になって森一生さんにより映画化したそう。

馬が好きな黒澤さんだけに、彼が演出したらもっと力感と重量感のある騎馬の疾走を楽しめる作風になったんだろうなぁと思いながら観ました。

まぁ美談というか英雄譚として無難にまとまった佳作という感じでしたが、どういう作品なのか知ることができたので、鑑賞の良いキッカケにはなったと思います(^_^)



第一次世界大戦を描く2作品を鑑賞

2020年02月23日 20時00分00秒 | 映画
「彼らは生きていた」を2月1日に渋谷シアター・イメージフォーラムにて、「1917」は同22日に立川シネマシティにて。

双方とも百年ほど前、ヨーロッパ西部戦線をイギリス軍兵士の視点で描いた作品ですが、日本での公開は同じ時期となり、併せて観ることにより理解が深まって良かったなと感じています。

そして両作ともにイギリス出身で60年代生まれの同世代な映画監督であり、ハリウッドメジャーでも一線級の作品を生み出しているところも興味深い。

その上、それぞれ従軍した祖父の(直接あるいは間接的な)話しから着想を得ていて、深い感謝と哀切を込めているのも共通しています。

日本人からすれば、距離的にも時代的にも遠く、直接的な参戦もしていないので、馴染みの薄い戦争なため、自分も観てどうかな...と思いながらの鑑賞でしたが、飾り気のない臨場感の強い作風は、目と耳を一気に戦場に放り込み、劣悪な環境と、いつ襲いかかってくるか知れない銃弾の恐怖にさらされていきます。

手法として「彼らは生きていた」は当時撮影された記録フィルムをデジタルリマスターし、カラー化したもの。NHKのドキュメンタリー番組でも昔のフィルムをカラー化する試みは行われていますが、この作品は3Dモデルを応用して、映し出されているものを分離・再配置までしていて、立体的な奥行きを感じさせることまでしていて驚きました。パンフレットには「ステレオスコピック3D」のプロセスも記載されていたので、3D立体視可能なバージョンもあるみたいですが、現状は2D上映のみのようです。

音声も当時はサイレントなので、後付けなのですが、読唇術の専門家も使って、映っている兵士が何を喋っているのかを分析し、訛りも忠実に再現しているとのことで、物凄い手間暇が掛かっているのが実感できました。

もう一方の「1917」は映像に途切れのないワンカット撮影に主軸を置き、戦場の様子をケレン味無く、真摯に映像化したもの。

もちろん2時間ほどもある全編がワンカットで撮影されたワケではなく、所々で暗転させたり、手前に壁をかぶせたりして、繋いでいるのは見て取れるのですが、とても自然にやっていますし、抵抗感がない。

別の言い方をすればシーンの長回しを多用しているとも言えていて、舞台演劇の演出家出身もあって、ステージ上で生で演じる役者を観ているような緊張感が支配している感じでした。パンフレットに書かれていましたが、黒澤明監督作「天国と地獄」にも影響されたというのも頷けます。

サウンド面ですが、立川シネマシティでの極上爆音上映形式のため、強い低振動と銃撃や爆発音が耳だけでは無く、身体全体にぶつかってきて凄まじかった...特に前半のドイツ軍塹壕のトラップにかかり「あッ...」と思った刹那に爆発・暗転するシーンは、観ていて「死ぬ時ってこんな呆気なさなのかも...」と感じさせるインパクトがありました。

この2作を同時期に観ることができて本当に良かったなと思いました。

荒涼とした戦場に累々とした人馬の遺骸、塹壕の苛烈な環境...こんな状況に自分が置かれたら...想像するのも怖いとしか。

戦争は国家間の利権が激しく衝突する時に生じてしまう最悪の結果です。日本も第二次世界大戦において多くの犠牲を強いられた。

結果として、勝っても負けても戦争という出来事に勝者は存在しない...「彼らは生きていた」のラストは、国に帰還した兵士と、一般民衆の思いに大きなギャップがあり、やるせない感慨とともに幕を閉じます。

「1917」も冒頭シーンとラストシーンは同じように主人公が木の下に佇むも、ラストは心にポッカリと大きな穴があいてしまったかのような結びとしている。

ほんとうに...やるせないなとしか思えません...そんな事を100年前の人が静かにだが、強く訴えかけてくるような2作品でした。



嵐を突っ切るジェット機、鑑賞

2020年02月22日 22時36分00秒 | 映画
立川シネマシティ企画上映「航空映画セレクション」第1弾。

小林旭さん主演で、空自が舞台であるものの、熱血日活アクションそのものではありました(^_^;

小林さん演じる榊拓次は二等空尉で、創設まもない空自のアクロバットチームの一員。実兄が営む民間航空会社のイザコザ絡めてストーリーが展開するんですが、まぁとにかく話しの決着はコブシで強引に解決するって感じで、マイトガイ炸裂なワケで、内容の評価云々するのは野暮ってもんでしょう(*^o^*)

パネル展示もされてましたが、とにかくメカ好きとしてはF86(通称・セイバー)を愛でるべき映画ですね!

フィルム上映ですが、デジタルのカッチリさとは違う暖かみと深みのある映像も堪能できました。

富士山をバックにドーンとスクリーンいっぱいに編隊を組むF86の美しさったらありません。

上映後のトークショー。写真左から、司会・杉山潔さん(本企画の主催者)、石川潤一さん(航空・軍事ジャーナリスト)、岡部いさくさん(軍事評論家)、神野幸久さん(「航空ファン」編集次長)。

岡部さんなんか、タイトルテロップが邪魔だ!と盛んに仰ってました(笑)

オタク濃度の濃ゆいトークで楽しかったですが、1961(昭和36)年の頃はチームのネーミングが定まってなかったようですね。

最初は「天竜」としていたものの、発音しにくいということで、コールサイン「インパルス・ブルー」をひっくり返して「ブルー・インパルス」になったり。

作中では「ブルー」としか言って無い感じでしたが、機体に「Blue Impulse」の文字が書かれていたりと過渡期だったようです。

印象的なシーンとしては小林さんが上司の死に接し、F86のエアインテークに頭を突っ込んで「バカヤロー!!」と叫んだり、兄貴の会社で食事するシーンでボリュームタップリで美味そうなクジラ肉齧りつくところ。当時は貧しさの象徴としてクジラ肉を出してますが、時代を経て今では高級品になってしまった皮肉さを感じさせられました。

笹森礼子さん演じる紅一点・マキちゃんも可愛かったなぁ(*^o^*)

トークでも皆さん盛んに仰ってましたが、とにかくF86をここまで(しかも動く映像で)観ることができて貴重な作品らしく、ましてや映画館のスクリーンで鑑賞するのは皆さん含めて初めてだったようです。

その上、コクピット内の計器類もちゃんと機能しているかのように動いていて、これまた貴重...今では規制が強くて難しいそうです。

いや〜自分もこんな機会に接することができて嬉しかったですねぇ(*´д`*)

明後日24日(月)までの上映ですので、興味のある方は是非!!!

上映会の最後に次回予定の「今日もわれ大空にあり」の予告編も魅せてもらえました。

こっちも三橋達也さんや佐藤充さんなどギトギトに濃ゆい面々で面白そう...。

あぁ凄くみたいのですが、タイミング的に難しそう...来週なのかと勘違いしていたんですよねぇ...(´д`)



アイドルというものは

2020年02月21日 21時52分00秒 | 話題
ピッチピチの若いうちが華というイメージでしたし、今から考えると驚くほど短命だったんだよなと。

言わずと知れたキャンディーズのメンバー・伊藤蘭さん。

国民的アイドルなイメージもあったし、人気の度合いに左右されず、絶頂期のころに「普通の女の子も戻りたい!」とあまりにも有名な言葉を残して解散。

活動時期も5年程度だったんですねぇ...もっと長く感じたけど。

解散後、「普通の女の子」に戻ることはなく、それぞれ女優や歌手でソロ活動を始め、なんだか騙された気持ちにもなりましたけど、蘭さんの「個人の人生を取り戻したかった」の言葉も大人になった今では理解できます。

お歳を召しても歌声はあの頃と変わらず、可愛らしく魅力的なんですよねぇ...これまた(*´д`*)

藤村美紀さんはほどなく完全に引退されましたが、娘さんが「この世界の片隅に」の径子さんを演じた尾身美詞さんと知った時には隔世の感というか...オレ自身も歳食っちゃったんだなぁとシミジミ感じさせられ...(´д`)

キャンディーズのDNAは、マネジャーだった大里洋吉さんを通じてPerfume にも受け継がれているのを実感してるし、ファンになってしまってるのも、知らず知らずのうちに感じとれるからなんでしょうね(^_^)



手放しで喜べない...。

2020年02月20日 22時00分00秒 | Perfume
正直困ってしまいました。

来週、東京ドームでの「Perfume 8th Tour 2020 “P Cubed” in Dome」は決行されるそうです。

「感染拡大の防止に細心の注意を払い、予定通り公演を実施する」のだと。

Perfume のファン層は老若男女幅広いため、60〜70代の高年齢の人も多い。

「くれぐれもご無理をなさらないようお願いいたします」と注意を呼びかけてますが、せめて希望者には払い戻しの措置をするくらいはして欲しかったなぁと。

多少体調に不安あっても、お金がもったいないと考え、結果無理してくる人もいるんでしょうしね...。

私としては行くかどうか...まだ決めきれていません...最後の最後まで悩みそうです。家族にも良い顔されないでしょう(><;)

もし行くのなら、もちろんマスク着用は当然ですが、ライブ中は声出しもせず、曲に合わせての手振りもせず、お地蔵さん状態で身をすくめるようにしてるしかないかなと...。

なんだか不安要素が大きくて、心の底から楽しめるかどうかもわからないです...(´д`)