どっと屋Mの續・鼓腹撃壌

引き続き⋯フリーCG屋のショーモナイ日常(笑)

シン・ゴジラ、もう東京駅と言えばね(^_^;

2017年03月31日 16時20分00秒 | 
今日の朝刊、JR東日本の新聞広告ドーン!!

しかし、写真上半分がポカーンと青い空...うぅ足りない!なんか足りないとしか思えなくなってしもうた(´д`)

その後、近所のTSUTAYAに寄ってみたら...こんなんありました。

そう!足りないのはコイツだ(*^o^*)

シン・ゴジラ GENERATION」...帯には「『シン・ゴジラの時代』の"今"をこの一冊に集約!! 祝 第40回日本アカデミー賞7冠!!」の言葉も踊っております(^_^)

内容的に「The Art of Shin Godzilla」と被っちゃうかなぁと購入を迷っていたのですが、新聞広告見て、変なノリになっちゃって結局買ってしまった(^_^;

掲載写真もたくさん!その上インタビュー多めで読み応えあります。

キャストさんのインタビューは巨災対のメンバー安田役の高橋一生さん、政調副会長泉役の松尾諭さん、農水相から総理になってしまった(笑)里見役の平泉成さん。

仰る通り!とても美味しい役の方々だったと思います(*^o^*)

BD・DVD鑑賞のお供に...って感じのムックですな。じっくり楽しみます(^_^)/



3月30日(木)のつぶやき

2017年03月31日 04時41分07秒 | 日記

この世界の片隅に、すずさんに向けられる謎の視線

2017年03月30日 19時15分00秒 | 
相変わらず、頭の中はすずさんでいっぱいになってしまっていて、「この世界の片隅に」のあれやこれやの事ばかり考えちゃったりしております(^_^;

今気になっているのはストーリーの終盤...原作では第44回「人待ちの街」(21年1月)で、すずさんは草津の森田家を訪ねます。

もちろん映画版においてもラスト近くで大枠は同じ流れですが、なかりテイストが違うのです。

森田家へ向かうところ...なぜか、行き交う人々がすずさんに奇異な視線を投げかけている...。

その後...ストーリーの冒頭、子供時代に海苔を納めに行く時に乗せて貰った砂利舟と同じように、草津から江波まで乗せて貰う...しかしその舟の人も「?」の気持ちですずさんを見ています。

そして...乗せて貰ったその舟には砂利ではなく人骨が...。

江波の実家に行くと、人気がありますが...そこには戦災孤児と思われる子供が隠れるように身を寄せ、只管に謝っている。

驚きと落胆が綯い交ぜになりながら、逃げるようにして江波を後にしますが、その時も人々は恐ろしいものでも見た様な表情ですずさんを見つめています...。


この不気味な視線は一体なんなのか?...いつも原作を読み返す度につっかえるような気持ちになります。

人骨や戦災孤児は判るような気がしますし、江波を後にするすずさんの気持ちも理解できる...ただ周囲の人々の視線の意味が今もってわかりません。

前述したように、片渕さんはこの要素を無くしています。そんなに長くなるエピソードでもないので尺の問題ではないと思われます。

まぁ...無くしたことでスッキリと素直な流れになっているんですけどね(^_^;

映画を観た後、原作に戻るとすずさんをもっと拗れて歪んだキャラの部分が浮き彫りになって感じ取れます。

色々と考えさせられる深みと闇...つくづく侮れないなぁと唸ってしまう作品です(^_^)



3月29日(水)のつぶやき

2017年03月30日 04時38分18秒 | 日記

この世界の片隅に、22回目鑑賞

2017年03月29日 20時50分00秒 | アニメ

今回は昭和のニオイがプンプンと評判の川越スカラ座へ足を伸ばしました(^_^)

途中、関越自動車道を利用して、所要時間は30分前後という感じです。

話しには聞いて知ってましたが、ここは本当に観光地なんですねぇ...。江戸の街を感じさせる古い建物があって、通りは平日にも関わらず人で賑わっていました。

スカラ座は路地に入った静かな住宅街の真ん中にありました。

あれ?この感じ、なんか見覚えあるぞ...そうそう!ここはドラマ「アオイホノオ」第五話で上京したホノオくんが「ロッキー」を観た映画館じゃないですか!(^_^;



まんまでした...スッカリ忘れていた(´д`)

売店もアットホームで良い感じ。


秋田は御成座とのタイアップ「ギブ・ミーキャラメル作戦」実施中なんですよねぇ...両館制覇すればここでキャラメルが...やってみたいけど、かな〜り難しい><


ロビーには色紙がビッシリ!ファンが多い映画館なんですなぁ。


ハコの中はこんな感じ。


シネコンには無い...古びた昭和の映画館そのものが存在してました...(´д`)

なにか、ご飯のような匂いが立ち込めていたましたが、お昼の時間帯でしたし、お食事中?(^_^;

面白いなぁと思ったのは、2列目の座席。本来は3列目だったようで、2列目の座席を改良してテーブルにしているんです。

この位置は人気の席のようで、結構お客で埋まってました。

私は4列目の中央通路側に座りました。スクリーンとの距離がちょうど良い感じです(^_^)

5分ほど予告を流し、本編スタート。

始まってすぐにハッとしました...音質なんですけど、良いとか悪いとかではなく、その響きがまさに昭和の映画館で(*^o^*)

子供の頃に近場にあった映画館・東長崎東映(今はもう無い...)の記憶が蘇りましたよ...。

そのアナクロな響きが「この世界の片隅に」にピッタリと合っていて、昔にタイムスリップしたかのような感覚と温もりがあって、これまでにない非情に良い鑑賞体験となりました。


今週末の土曜から「マイマイ新子と千年の魔法」もやるのか...う〜む...またここに来て観たくなっちゃうなぁ(^_^;



今日はバタバタ(@o@;)

2017年03月28日 22時30分00秒 | 生活
仕事に追われて、気がつけばドップリと夜になっとりました...(´д`)

急に落ち着かない状態になってしまうことってあるんですよねぇ...愚痴しかでない一日でした(^_^;

そんな中でも、明日は川越スカラ座で「この世界の片隅に」行くかな〜とか思っているところだったりします(*^o^*)

味のある映画館っぽいし、作品が似合いそうな感じなんで。



銀座の広島県アンテナショップ「TAU」

2017年03月27日 19時10分00秒 | 生活
先週末、東劇「マイマイ新子と千年の魔法」鑑賞の後、立川シネマ「この世界の片隅に」鑑賞に向かう途中で寄ったのです(^_^)

この店に行くのは、もう3年近く振りにもなります...光陰矢の如し(^_^;


お目当てはもちろん「この世界の片隅に」関連商品。

森永とのコラボ、キャラメルもみじあったら欲しいなぁ...と思って行ったのですが...品切れでございました(´д`)

唯一あったのがこれ。

広島菜本漬けです。まぁご飯のお供ってやつですな。

他にレモンのお菓子をいくつか...。

Perfumeのあ〜ちゃんがいつだったか「レモンは特産品なんよ、大っきんねぇ」みたいな事いってたのを思い出し(^_^)

千福の日本酒もあったけど、飲まんしねぇ...。



この世界の片隅に、すずさんと径子さんの関係描写の見事さ

2017年03月26日 18時35分00秒 | アニメ
リンさんのエピソードをザックリと削った分、今回の作品は嫁・すずさんと、小姑・径子さんの心の動きと機微を丁寧に深く描いていますよね。

それを表す良いシーンは、やはり家事をしているところで...。


どちらのシーンも、右手を失ったすずさんが、苦心しながら洗濯したり、米をといだりしているところに径子さんが急に出て来て(何も言わず)交替するシチュエーション。

いずれも原作には無い描写ですが、二人の距離感と関係性が変わったんだなと見て取れる重要な見せ場だと思うんです。

洗濯のシーンは、仕事を奪われ、居場所も無いのだと呆然とし後ずさりするすずさん。

でも米とぎのシーンでは、径子の行動に助けの気持ちがあると理解し、「素直に見つめるすず」とあるように納得の表情をしています。

おそらく気持ちの変化をしているのはすずさんだけで、径子さんは洗濯シーンの段階で、助けの気持ちになっているんだけど、伝わっていない。

作品の前半で、ゆったりマイペースで煮干しの処理をしているすずさんにイラッときて仕事を奪う径子さんとは全然違うのです(^_^)

映画監督・吉田喜重さんが、小津安二郎作品の特徴として揚げる「反復とズレ」がここにあり、ジワ〜ときてしまうのです(´;ω;`)

同じようなシーンを繰り返し見せ、そこに微細な変化を刷り込む...本作演出の素晴らしい一環となっています。