特撮の神様・円谷英二さんが戦前の若き日、撮影として関わった作品「かぐや姫」が発見されたのだという。
英国映画協会のアーカイブに記載されていた短縮版。
初期の小津映画なんかもそうだけど、ホントに我が国の映像作品に対する保存はイイ加減で、上映が済むと価値のない物と考えたのか、管理はとても杜撰なケースが多い。
幻となってしまった映像は、たまたま個人が収蔵していたとか、今回の例のように海外で保管されていたとかね...。
こういう感覚は割と最近まであって、放送局なんかも80年代あたりまでのTVドラマなんかも放送後にはさっさと原版ビデオテープが上書きされて、名作や貴重と思われる内容もかなり失われてしまっている。
テープが高額だったということも理解できるけど、どこか言い訳臭い...意識が高ければ、当時も存在していたUマチックなど民生用機を用いてダビング・保存できたはずだ。
記録に対する意識の希薄さは今もって残っている気がする。
今回の円谷作品の件も...どこか歴史・文化ってものを軽んじてきた日本人の体質を痛感するし、情けないなぁと感じた次第。
英国映画協会のアーカイブに記載されていた短縮版。
初期の小津映画なんかもそうだけど、ホントに我が国の映像作品に対する保存はイイ加減で、上映が済むと価値のない物と考えたのか、管理はとても杜撰なケースが多い。
幻となってしまった映像は、たまたま個人が収蔵していたとか、今回の例のように海外で保管されていたとかね...。
こういう感覚は割と最近まであって、放送局なんかも80年代あたりまでのTVドラマなんかも放送後にはさっさと原版ビデオテープが上書きされて、名作や貴重と思われる内容もかなり失われてしまっている。
テープが高額だったということも理解できるけど、どこか言い訳臭い...意識が高ければ、当時も存在していたUマチックなど民生用機を用いてダビング・保存できたはずだ。
記録に対する意識の希薄さは今もって残っている気がする。
今回の円谷作品の件も...どこか歴史・文化ってものを軽んじてきた日本人の体質を痛感するし、情けないなぁと感じた次第。