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碑文谷アピアに2ヶ月に一度出演する二人楽団でたんの大きい方。スカイツリーが見える町に住む。

東京らあめんタワー

2010年11月18日 13時05分00秒 | 関心事
「熱々宣言!前代未聞!熱くて甘い醤油新味!大地の恵み、海の香り、つるつるもちもち麺で脳がほっとします!」

店内の壁には、こんな宣言が躍るラーメン屋。それが浜松町「東京らあめんタワー」。脳がほっとする?ラーメンで?そんじゃあほっとさせて貰おうじゃあないですかってことで、定番の「らあめん」を注文。

「らあめん」がサーヴされるまでの間、更に店内を見回すと「スープ宣言」なる高らかな宣言が。せっかくの2つめの宣言なんで、全文引用させていただきましょう。

『煮干しを中心にした「魚系だし」と豚骨、鶏がらを中心とした「肉系だし」を双方じっくりと煮出し、最上の味状態となったところを見極め、「黄金比率」にてブレンド致しました。この比率は、味の足し算ではなく掛け算となるように行っています。「元だれ」には甘露醤油を用い、だしとの調和を図りました。またスープの熱さを保つため良質の純正ラードにて熱さを封じ込め、お客様が麺をお箸で持ち上げられた時が至福の瞬間になるように心がけております。つまり、当店でお作りしておりますスープは「風味」と「甘さ」と「熱さ」のトリアーデ(3つのものが1組で融合すること)を身上と考えております。』

何なんでしょう、この長い口上は。特に「トリアーデ」の件など、わざわざ括弧書きで注釈するんなら言わんでもえぇやんかみたいな単語の用法ですが、それだけに本人の意気込み?みたいなもんが伝わってくるんですかね。良く言えば。

まあでも、軽く焙ってある肉厚で脂厚なチャーシューと言い、スープの表面の半分を覆うミツバと言い、アクセントとして香り付けされている柚子と言い、正直悪くないんですよ、マジで。甘めなスープとミツバや柚子の相性も悪くない。厚めなチャーシューもKanother好みやし、細からず太からずなストレート麺もスープとよく合ってるし、こらマジで悪くないんですわ、Kanother的に。

脳がほっとしたかどうかは正直、よく解らんワケですが、でもその他にも「和えそば」だの「つけ麺」だの「釜揚げつけ麺」だの「しおらあめん」だの、各種並んでる他のメニューも気になりつつ満足気分でお店を出た、Kanotherだったんでした。次は「和えそば」を喰うてみよう。おお。そうじゃ。