JR山手線の新駅名がすこぶる評判が悪い。
「高輪ゲートウェイ」
品川と田町の間に出来る駅。
立川と国分寺の間に出来たから「国立」という例に倣うなら「品田」辺りが妥当か。
オシャレではないが。
評判が悪い理由は、概ね2つ。
まず「カタカナ」であること。
もうひとつは公募でありながら、高輪ゲートウェイは「130位」だったこと。
確かに公募しておきながら応募が36件しかない名前を採用するのは如何なものか。
1位の「高輪」の8,398件と比べると説得力は無い。
これで思い出すのは「E電」
国鉄民営化に伴い「国電」に代わる新名称を公募した結果、選ばれたのが「E電」。
Wikipediaによると1位は「民電」で「E電」は20位だったらしい。
最終的にJR東日本が選考委員らと共に「E電」と決めたのだが、その後の「E電」の行方は我々がよく知っている。
今「E電」と呼ぶ人はいないし、そういう事実を知らない人の方が多い。
今回も決めたのはJR東日本。
歴史は繰り返すと言うから「高輪ゲートウェイ」の行く末にも不安がある。
現に著名人らが撤回を求める署名などを行っているらしい。
恐らく撤回などはされないだろうし、駅名は「E電」とは違って駅に明示されるわけだから否が応でも浸透はするだろう。
ただ、何でも省略する時代。
タカナワゲートウェイなどとフルで言う人は少ないだろう。
「タカゲー」とか「ゲート」とか・・・「タカナワ」って省略するならそもそも「高輪」で良かったじゃん、と言うことになる。
まあ所詮お江戸の話。
他人事ですが・・・。