気まぐれロンリー 人生リボーン!

旅好き酒好きオヤジのロンリーライフ。
風に吹かれて何処をさすらう。
明日はいずこの草枕。

無念の夏

2019-07-26 10:33:22 | 日記

大船渡の佐々木朗希投手が決勝で登板せず花巻東に負けた。

監督が佐々木に投げさせなかったことに賛否両論ある。

どちらかと言うと英断と称える声が多いが、本当にそうだろうか。

 

監督は佐々木の将来を考え、壊れないようにと思っての判断だと言うが、やっていることは矛盾している。

彼は中2日の4回戦で194球も投げさせられているのだ。

本当に彼の肩を思うなら、この時点で球数制限をしたはず。

 

おまけに中2日の準決勝も登板させ129球投げさせている。

これはおかしくないか。

 

こうなると「彼の将来を考えて」という言葉が偽善ぽく聞こえてくる。

 

佐々木投手は現時点で高校生としては逸材かもしれない。

監督は彼がプロでも活躍する逸材と思っているから「将来を考えて」という発言になったのだろうが、超高校級逸材が必ずしもプロに行き活躍できると言う保証はない。

 

監督は彼の未来を差配できない。

それは神様の領域。

 

大船渡の選手たちにとって甲子園は憧れだったはず。

佐々木くんの将来を監督は慮ったと言うが、他の選手の現在に思いは至らなかったのか。

大多数の選手たちにとってプロなど無縁ならば、せめて甲子園出場を青春の思い出にしたいという思いもあるはず。

彼らの無念を監督はどう考えるのか。

 

今回、賛否両論あるのは、決勝まで進んだから。

もし準決で佐々木くんを登板させず負けていたら、ここまでの議論にはならなかったはず。

勿論、準決で温存し勝ち進んだとして、決勝に登板させても負けたかもしれない。

それでも悔いは残らなかっただろう。

 

筑波大学を出てアメリカの独立リーグでもプレイしたという監督、そこで球数制限の重要性を学んだらしいが、ちょっと頭デッカチになっていたのではないかな。

 

明日のことは思い煩うな。

とキリストも言っているし・・・。

コメント
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