パラリンピックの開会式の評判が良い。
メッセージ性と統一性が高評価されている。
パラリンピックの開会式は初めて見た。
テレビで見ている限りは、メッセージは伝わってくる。
だが、それはアナウンサーがしどろもどろながらも説明してくれているから。
あの説明がなければ多分、独りよがりに映っただろう。
恐らく会場のアスリートたちはちんぷんかんぷんだったのではないか。
もし観客が入っていたらあの説明はどうしていたのか。
説明が無かったのなら、やっぱり置いてけぼりを食っただろう。
海外のメディアのも高評価だが、NBCなどはやっぱりアナウンサーが解説したのだろうか?
片翼の少女は最後にたくさんの勇気を貰って大空に飛び立つのだが、ラストがあの演出では寂しい。
きっと最後には片翼が両翼となり本当に飛び上がるのだろうと勝手に予想していたからガッカリした。
本当に飛び上がらせることはできなかったのか?
北京五輪以降、パラアスリートたちの凄さを魅せる演出が行われていると開会式前の番組で紹介されていた。
一体どんなパフォーマンスが見られるのか期待していたが、何も無かった。
これは拍子抜け。
聖火の点灯も地味だし。
朝刊のテレビ欄を見て成る程と思ったのは、民放が競技を放送しないこと。
NHKばかり。
五輪は争って放送していたくせに。
視聴率がとれないのが理由。
つまりスポンサーがつかないから。
多様性がどうのこうのと綺麗事は言うが、メディアもスポンサーも口先だけ。
それが実態だということがよく分かる。