仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




探し物をしていて、目的とは別の懐かしい品物を見つけ出し
ました。
昭和36年(1961年)から登場した旧・国鉄時代の列車
愛称板と種別板です。



少し錆が出ていますが、いずれもホーロー仕上げの立派な
もので、昭和48年頃に東北旅行に行ったときに買ったもの
です。
この当時は特急列車は少なく、ほとんどが急行列車と準急
列車でした。



昭和39年(1964年)の時刻表(交通公社刊・復刻版)
によると、臨時急行「ひめかみ」季節列車で、上野と盛岡の
間を走っていました。
同時刻表では、上野を13:30に出発し、盛岡には23:10
に到着(下り・1033)します。



また、急行「陸中」は、上野を7:40に出発、常磐線を経由
して花巻、釜石を経由、宮古には19:03に到着(同、11D)
することになっています。



「ひめかみ」は昭和36年から47年までの運行でしたが、
「陸中」は何度も経路を変更して生き残り、平成14年まで
その愛称が使われていました。
列車の愛称名も地域に密着したものが沢山、使われていましたが、
最近はほとんどが特急列車に格上げされ、なおかつ「○○2号」
などと番号をふられるようになると旅情も無くなります。



因みに、前述の昭和39年は新幹線開業・東京オリンピックの年
ですが、四国では急行「道後」「浦戸」などが走っていました。


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