仁淀川日記
土佐を流れる清流・仁淀川や、高知の自然、身の回りのできごと、日常の風景を写真で紹介




四国一周の三日目です。
宇和島から予土線を経て窪川へ、土佐くろしお鉄道に乗り換えて中村、宿毛へ、折り返して中村、窪川、そして伊野まで帰ってきました。

昨年、青春18キップで予土線を利用し、窪川から宇和島まで行きましたが、窪川駅から次の若井駅の間は土佐くろしお鉄道の線路を利用します。
青春18キップはJR線しか利用できませんので、そのときは別途にこの間の料金200円を支払いました。
今回も車内放送ではその旨の案内が流れていましたが、四国鉄道まるごとキップの違うところは「まるごと」利用可能なこと。このため、何の気兼ねもなく、通して乗ることができました。

さて今日の表題は、窪川駅での乗り換え時間です。
宿毛まで土佐くろしお鉄道(TKT)で行ってからの帰り、中村からのTKTの列車が窪川駅に着く時刻と、乗り換えて窪川駅を発車するJRの列車との乗り換え時間は2分です。
大概、このような場合には乗客の便を考えて接続させていると思うのですが、ここでは別々の会社(TKTとJR)の接続です。

特に要因があったとも思えないのですが、TKTの列車が1分、遅れました。
窪川駅ではTKT線とJR線は同じ駅とはいえ、乗り換えには跨線橋を渡って別のホームに行かなくてはなりません。とてもじゃないが1分では行けない距離です。

小走りにそちらに向かっているとJRの駅長さんが、「跨線橋を渡ってたら無理、こちらから行って」と、線路を横切る通路に案内してくれました。
駅の職員さんたちが良く、ホームから踏み台を使って線路上に下り、向こう側に渡っているあの通路です。

かなりの高さがあるのですが、荷物を受け取ってもらってそこを渡りました。
実は私ともう一人、年配の女性の方もいたのですが、その方もなんとか渡りきったようです。

駅長さんも、あまりこの列車で乗り換えをする人はいないので、特別措置ですよと言っていましたが、2分の接続は厳しかったです。
もっとも、これに乗らないと次は2時間遅れですので、貴重な2分でした。

コメント ( 2 ) | Trackback ( )