ホテルうみんぴあは部屋だけではなく館内全体がゆったりしたつくりで、落ち着いた雰囲気です。
円弧状の廊下。
広々としたロビー。
ほてるうみんぴあの食事は、夕食、朝食ともにレストランさぼうるになります。
本日のメニューです。フレンチ系の創作料理と言った感じでしょうか。
まずはアミューズ。
若狭の夏のオードブル三種盛り。さざえ、もずく酢、トマトとエビのフライ(確か)。
この段階で、食事のレベルの高さにびっくりです。
オマール海老のサラダ仕立て。
柑橘系のジュレとマスタード系のソースの2種類がかかっていますが、ソースの味付けは湯田川温泉の九兵衛旅館に匹敵する美味しさです。
旬のつくり4種盛り。これも文句なしに美味しい。
飲み物はワインが種類が多く、国産の白山ワインもあります。日本酒は北陸の日本酒フェアということで、北陸の有名どころがそろっていました。
日本酒もワイングラスで出てきます。
越のルビーの冷製パスタ。越のルビーは福井名産の中玉トマトです。
スズキのポワレ ラタトゥイユ添えソースゼビス。
キスと焼ナスのサラダ。これは普通。
若狭牛のグリエ 里芋の和風コンフィソースフォンドボーアイユ。
無塚しい名前の料理が多いですが、味は確か。肉はナイフなどいりません。
ご飯はおおい産コシヒカリ。吸い物はあおさのりの香りのしょうゆ味。
デザートはケーキとアイスクリームマンゴーソース。
ここの食事は、とてもレベルが高いです。今までに泊まったことのある公共の宿では一番です。一般の宿を含めても、時の宿すみれ、九兵衛旅館に次ぐレベルだと思います。
またスタッフも接客も非常に良く、特にホールのマスターらしき人は多分、一流ホテルにいたことがあるのではないかと思われる位の対応のよさでした。
ただ、ひとつ残念だったのは、時間がなかったこと。
チェックイン時にフロントで、「今日は子供連れの団体がいるので19時半をお勧めします」とのことだったのでその時間にしましたが、食堂の営業時間が21時までで、最初ゆっくり食事をしていたら、途中からかなり押せ押せで料理が出てきたのはちょっと参りました。
しかし、食事、施設、接客、料金どれをとっても非常にすばらしいホテルであることは間違いありません。またひとつ良い宿を見つけました。
<2日目に続く>