続いて呼子に移動します。
今回の旅行の目的の一つは呼子のイカを食べることで、楽しみにしていました。
呼子に到着すると、観光客が思いのほか多く、メインの通り沿いの飲食店や、観光船乗り場にはかなり列ができている状態です。どうやら呼子はかなりの観光地のようです。
さて、呼子には活イカ料理を出す有名店がいくつもあるのですが、お盆時期に休業する店が結構多いようです。飲食店に列ができているのは営業している店に客が集中しているのも原因のようです。
混雑の激しい呼子をあきらめ、近くに道の駅に向かうことにします。
ところが、ここのレストランも休業でした。早朝に羽田空港で軽く朝食を食べただけなので、いい加減おなかがすいています。
道の駅の観光案内所で聞いてみると、親切に何件か教えてもらえましたが、電話してみると、いずれも営業はしているが活イカは終了したとのこと。
そのうちの一軒に行ってみましたが、順番待ちの客がかなりいるにもかかわらず、店員がパニックになっていて、席は空いているにもかかわらず客を案内できない状態となっていて、もう面倒くさいので昼食はあきらめました。
代わりに、加部島の田島神社に向かいます。ここも道の駅の観光案内所で教えてもらいました。
呼子大橋で加部島に渡ると、玄界灘に面した小さな入り江に田島神社があります。
田島神社の祭神は、宗像大社と同じ三女神です。壱岐から東に行くと宗像神社、南に行くとここに到着するので、古代には大陸との重要な交易路だったのでしょう。
今では訪れる人もほとんどおらず、とても静かです。
海から始まる参道、何とも言えない雰囲気があります。良い場所を教えてもらいました。
正面が拝殿、左が佐用姫神社です。
創建時期は不明ですが最も古い神社の一つということで、古くから信仰を集めてきた神社です。ところで、宗像大社 辺津宮の所在地は宗像市田島、やはり何か関係があるのではないかと思えるのですが。
次に、同じ加部島の、風の見える丘公園に向かいます。加部島自体小さい島なので、5分ほどで到着します。
売店の甘夏ソフトクリーム、早朝以来の食べ物です。甘夏風味がさわやかです。
風の見える丘公園は小さな展望台と風力発電機があるだけの小さな公園ですが、展望はなかなかです。建物の中は冷房が効いており、猛暑の屋外に比べ天国です。
呼子大橋。
島の北側。加部島は意外と畑が多いです。
<その3に続く>