崎津天主堂の前の道を山側に行くと、崎津諏訪神社があります。崎津集落は日本の神様と西洋の神様が共存しています。
異なる宗教を攻撃したりするのは人間のやることで、神様はそんなことはしないのです。
鳥居と尖塔のある風景。
崎津の猫たち。湊町には猫が多いです。
崎津集落のはずれにある、天草夕陽八景の碑。
ここから海上マリア像を見ることができます。
マリア像のそばには車を停められるような場所はありません。
次に大江天主堂に向かいます。
崎津からは車で10分もかかりません。国道からも高台にある白亜の教会は非常に目立ちます。
こちらも鉄川与助の手による教会で、昭和8年なので先ほどの崎津教会より2年前の作品となります。
熱帯の植物にレンガの花壇、日本ではないような風景です。
内部はクリーム色の壁と黄金色の天井、平面の組み合わせのシンプルな折り上げ天井ですが、非常に凝ったデザインです。シスターが椅子に座って何やら勉強しており、異国にいるような感覚です。
ルルドの聖母。
心地よさを感じる大江天主堂を後に、海沿いを北上します。
大分気温も下がり荒れている東シナ海を後に、本日の宿に向かいます。
<その4に続く>