松之山温泉を後にし、美人林に向かいます。
美人林は、かつて伐採されて裸山になったブナ林から一斉にブナの若芽が生えだしてできた林で、その美しい姿から美人林と名付けられました。
松之山温泉からは車で20分程度、結構有名観光地のようで、駐車場は一杯、続々と車がやってきます。
大分落葉が進んでいて、風通しの良い景色になっています。
落ち葉の絨毯、といいたいところですが、かなり水を含んでいてぐちゃぐちゃです。
周辺には柿の木も多くあり、常緑樹との色の対比が見事です。
さて、ここから帰路につきます。
国道353号線を戻り石打へ、ここから高速に乗らず、国道17号を南下します。
かつて来たことのあるスキー場を見ながら、越後湯沢を過ぎ、道の駅みつまたで休憩します。
ここは温泉施設、無料の足湯もあるほか、登山用品を売っているのも特徴的です。新潟の日本酒、ワインも結構豊富な品揃えです。
ここでおみやげを購入。
南魚沼市 高千代酒造 高千代 純米酒 新潟県内限定流通品。
南魚沼市 アグリコア越後ワイナリー 雪季 2016 赤。
佐渡のみしお深海塩の塩キャラメル。
道の駅みつまたを出て、立ち寄り湯をするため貝掛温泉向かいます。
スキー場でいうとみつまた・かぐらと田代の間、国道17号からわき道に入り、急な坂を下り、車一台通るのがやっとの細い橋で清津川を渡った先に貝掛温泉があります。
駐車場の横の小川は池になっていて、鯉が泳いでいます。
建物は木造、かなり広々とした造りで、開放感があって魅力的です。
そして木の香りのする大浴場も広くて天井が高く、非常に気持ちの良い温泉です。
お湯は無色透明、無臭ですがわずかに苦味を感じます。ここのお湯はホウ酸成分を含み、目に効くといわれています。
御湯の温度は低く、温泉で直接目を洗うことができます。その分、この時期の露天風呂は寒くて厳しいですが、熱めの浴槽もあるので大丈夫です。
湯上りはさっぱりとしていて、タオルで拭かなくても自然に乾く感じです。濃厚で強い松之山温泉のお湯とは対照的に、やさしい感じの非常に良いお湯です。
そのうち泊まりに来てみたいと思います。
<その3に続く>