折角なので、洲崎灯台まで行ってみることにします。ゆっくり歩いても10分くらいの距離です。
国道からわき道に入り、住宅の中の道を少し歩くと、灯台への階段があり、階段を登ると灯台に到着します。それほど急な坂や階段はありません。
天気が良ければ夕陽がきれいなのでしょうが、残念ながら雲がかなり多く、期待できなさそうです。
館山湾。
正面に見えるのは鋸山です。
ホテル洲の崎風の抄。
南西側に見えるのは伊豆大島で、かなり大きく見えます。それもそのはず、ここからだと、木更津より大島の方が直線距離は短いのです。利島、新島の島影も見ることができます。
帰りは、途中から、海に降りる道を通ることにします。
半島の先端、どこも南国の雰囲気があるのはなぜでしょうか。
道を歩いていると、前方に謎の生命体を発見。呼んでみると、ものすごい速さで接近してきました。
早すぎてピントが間に合いません。
長毛で、しっぽがふさふさです。
とても人懐こくてかわいいので、しばらく相手していたら、結構蚊に刺されました。
さて、そのまま道を進むと小さな入り江に到着します。海岸はゴミだらけなのが残念ですが。
ここから階段を登ると、宿のデッキに戻ることができます。
しかし、この階段、次々と謎の生命体が現れ、行く手を阻んできます。
どれも小柄で、人を見ると寄ってきて、とてもかわいいのです。
いったん部屋に戻り、大浴場に行くことにします。
大浴場の男女は食事の時間帯に入れ替わります。露天風呂は片方にしかなく、この時間帯は女性用になっています。ジャグジー風呂もあります。
更衣室はかなりゆとりのある造りですが、湯船は広くありません。洗い場も結構広めですが、その分数が少ないです。なるべく人が少ない時間帯を見計らっていくのが良いと思います。
内湯と露天風呂は温泉、塩化物泉ですが攻撃的な温泉ではなく、わずかに塩味のする、穏やかなよい温泉、だと思います。というのは、こちらも消毒が強く、本来の温泉の良さが全く分からないのです。温泉は貴重な天然資源なので、仕方ない部分はあると思いますが、もう少し何とかならないものでしょうかね。
<その4に続く>