今年の八月に青森に行きましたが、その時は祭見学がメインでした。
一度行くといろいろと行ってみたいところが出てくるもので、再び青森に行くことにしました。
2024年10月3日、東京7時32分発のはやぶさ5号で新青森に向かいます。8月と同じ列車です。
先行列車の遅れ、接続待ち等で4分ほど遅れて新青森に到着します。
今回はここからレンタカーで移動します。
まずは五所川原に向かいます。
新青森からは約1時間で五所川原に到着。ちょうどお昼なので、まずは昼食をとることにします。
立佞武多の館のすぐ隣にある、マルコーセンター。
小規模な市場といった感じで、のへ丼といって、市場で売っている食材をその場でたべることができます。青森の市場ののっけ丼と同じシステムです。
刺身盛り合わせ500円、いくら200円、ご飯200円、味噌汁はサービスでとにかく安いです。
安いだけでなく鮮度も抜群で非常に美味しく、大満足の昼食でした。
昼食の後、立佞武多の館を見学します。
立佞武多の館は、五所川原の立佞武多で運行される3基の大型立佞武多を収納、展示する施設で、五所川原のシンボル的な存在です。
3基の大型立佞武多は毎年一基づつ更新されますが、その制作もここで行われています。高さ23mの大型立佞武多を収容するため、建物は7階建て、高い建物の少ない五所川原ではひときわ目を引く存在です。
内部は大型立佞武多の他、彫刻や、過去の大型立佞武多の縮小レプリカなども展示されています。
大型立佞武多の展示室は、まず6階までエレベーターで昇り、らせん状に下ってくる構造になっています。
わかりにくいですがこの画像の右側が大きなシャッターになっていて、この部分の通路が跳ね上がって立佞武多が出動する構造になっています。
2,024年制作、今年の新作の閻魔。
閻魔は後姿も素敵です。
2023年制作の素戔嗚尊
2021年制作、暫。
3基の中では一番古く、本来は今年の運行が最後、のはずでしたが、来年から立佞武多の館が改修に入るため来年の大型立佞武多の新作はされないことになり、一年延命されることになりました。
コロナで中止になったこともありますが、制作後5年目も運行されることになり、なかなかしぶとい一基です。
個人的には暫が一番気に入っています。
通路には立佞武多の歴史、復活してからの歴代立佞武多の説明等が展示されていて、見ごたえがあります。
平成10年に80年ぶりに復活した立佞武多、復活したからこそ今の五所川原があるわけで、復活させた人たちには敬意を表します。
立佞武多の館は非常に見ごたえのある施設でした。しかし、やはり実際の祭りを観てからくるのとそうでないのでは、印象が全く異なると思います。
実際の祭りを観たときの、あの迫力とか緊張感がよみがえってきました。
立佞武多の館は、お土産物も充実しています。
早速いろいろ買いこみました。
閻魔のTシャツ
これは五所川原のあるるというお菓子屋さんのリンゴのマドレーヌ。
立佞武多の館の前の通り。
見てわかる通り、立佞武多を通すため、空中の電線がありません。
なぜか外国人の団体を乗せた観光バスが次々とやってきます。
五所川原駅。
8月に祭りを見学した桟敷席は駐車場でした。
立佞武多の館の向かいにある、モホドリ蒸留研究所。
アップルブランデーを製造しています。
運転があるので、アルコールの代わりにリンゴジュース。
<その2へ続く>
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