郡山~福島間の西側には吾妻山、安達太良山などがある火山帯で、そのためよい温泉がたくさんあります。本日の宿はそんな温泉の一つ、高湯温泉の安達屋旅館です。
福島駅からは磐梯吾妻スカイラインを通り、30分程度です。
チェックインの15分ほど前に到着、少し早いかと思いましたが、すでに駐車場は7割方埋まっていました。この宿の宿泊客は皆さん到着が早いようです。
まずはロビーでチェックイン。
アンティークな調度品が素敵で、良い雰囲気です。
ウェルカムドリンクは、ノンアルのシャルドネジュースのソーダ割。
今回の部屋は、リンドウという二階の角部屋です。
建物はかなり古く、複雑で慣れないと迷子になりそうです。そして、館内、部屋の中もイオウ臭が漂っています。
部屋は古いですが、シンプルでよく手入れされています。調度品の配置も結構良いセンスです。
下界の桜は終わりましたが、ここでは窓の下にある八重桜が満開です。
遠くに福島市街も観ることができます。多分、この宿で一番眺望の良い部屋だと思います。
部屋にはミネラルウォーターが二本だけ、冷蔵庫には何も入っていません。
この宿はロビーでフリードリンクが提供されていて、夕食後にはアルコールも提供されます。
これとは別に有料のバーもあり、飲み物系はかなり充実しています。
洗面所は入り口を入ってすぐのところにあります。結構広くて使い勝手は良好です。アメニティ類も結構良いものを使用しています。
部屋の目の前にあるのは高湯温泉の共同浴場です。
オープンからクローズまで常に車が停まっていて、かなり人気があるようです。結構地元の人も来ているようです。
そして、部屋の位置が磐梯吾妻スカイラインの登り坂のコーナー立ち上がりで、車もバイクもここでアクセルを踏むため、その音は結構響きます。
今の時期は磐梯吾妻スカイラインは夜間通行止めのため、夜は静かでした。
ロビーのフリードリンク。このほかにコーヒーマシンもあります。
この宿の前の駐車場の奥に薬師堂があります。
周辺はイオウのにおいが漂っています。
この宿の最大の魅力は温泉です。
泉質は酸性白濁の硫黄泉、本格的な硫黄泉は久しぶりです。おそらく別府以来だと思うので、7~8年ぶりになるでしょうか。
大気の湯という大きな露天風呂が非常に有名です。混浴ですが、一部が仕切られて女性専用となっています。大気の湯自体は18時~21時まで女性専用となります。
露天風呂に入るにはちょうどよい気候で、虫も少なく、非常に快適です。
また、木造の内湯も素敵です。
そのほかに貸切露天風呂が二ヵ所、貸切内湯が一か所あり、チェックイン時の予約制となっています。
チェックイン時間前だったにもかかわらず、夕方の良い時間帯はすでに予約で一杯だったので、翌朝7時の貸切露天風呂を予約しました。
硫黄泉は久しぶりですが、やはり体に良いように思います。
なんというか、体が活性化する感じです。足の不調や疲れがよくなり、皮膚の具合もよくなったように感じます。
<その5に続く>
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