to go somewhere, to be something

楽しいこと、好きなことをのんびりと書いていきます。
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2012年1月4日 山形~福島旅行 1日目 (その2)

2012年01月08日 19時16分36秒 | 旅行

「時の宿すみれ」の食事は、食事処 すみれ庵になります。

 

 

ここの特徴はカウンター席があること。カウンター席は予約時に希望することができますが、料金の高い部屋が優先されるシステムのようで、必ずしも希望通りになるわけではないようです。

ただ、今までも料金の高い部屋には泊まったことはありませんが、幸いなことにすべてカウンター席でした。そして、今回もカウンター席でした。

 

 

本日のメニューです。通常では見かけない珍しい部位があるのも牛肉専門店のなせる技です。

 

 

 

「金時人参のフラン コンソメジュレ 内モモローストとキャビア添え」

コンソメのジュレが絶妙です。

 

 

「ネックのクロケット フォアグラ入れ 紅しぐれ大根サラダ 外バラベーコンと」

クロケットの中は安納芋を使っています。芋のコロッケとは思えないほどクリーミーでした。

紅しぐれ大根は地元産とのことです。ここは、野菜も地元産が中心です。

 

 

 

「アキレス腱入りつくねのスープ 寒中野菜と」

生姜味のスープです。

 

 

「ほほ肉のブランケット 三種の野菜」

地元伝統野菜の遠山かぶは煮崩れせず、しゃきしゃきした食感が特徴です。

 

 

 

「お口なおしのグラニテ 庄内柿とデコポン」

個人的にはもう少し食べてみたい味でした。

 

 

 

 

「大とろポアレのにぎりとカイノミのあぶり」

ここの看板メニューです。何も言うことはありません。

 

 

 

「とも三角のすみれ漬焼」

すみれ伝統の定番メニューです。

 

 

 

「千本の湯引きとあさつきのからし味噌酢和え」

付け合せの野菜はアスパラ菜と言うそうで、米沢近郊の小野川産とのことです。

 

 

 

「季節の冷汁」

山形名物の冷汁です。

 

 

 

 

「サーロインのステーキ」

メインはステーキ、すき焼き、しゃぶしゃぶからひとつ選ぶことができます。また、別料金でフィレに変更することもできます。

 

 

 

「米沢産赤ねぎとゆずの牛骨スープ茶漬け」

これが一番美味しかったです。

 

 

 

 

最後はデザート「クーベルチュールチョコアイスクリームとフルーツマルイーヌ」

 

 

 

ここの料理は一品一品の量は多くありませんが、最後は結構な満腹となります。牛肉だけでこれだけのバリエーションを出しているのもすごいと思います。

今回は約三年ぶりの宿泊でしたが、クオリティの高さはかわっていませんでした。震災とか、食中毒の問題で、いろいろと大変だったはずですが。

 

とにかく量を食べたい、という人には向かないと思いますが、食事を楽しむという意味ではお勧めです。この料金でこれだけの食事の宿は他にはありません。もちろん、食事以外も満足度は非常に高いです。

 

 

<2日目に続く>

 

 

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2012年1月4日 山形~福島旅行 1日目 (その1)

2012年01月07日 23時36分24秒 | 旅行

冬の山形~福島方面へ行ってきました。

強い冬型の天候の中、東北道を北上します。関東は晴れ、しかし安達太良山が見えるあたりから曇り始め、山形道に入るあたりから本格的に雪が降り始めます。笹谷峠を越える頃にはかなりの積雪です。

後で聞いたところによると、年に数回程度という降雪だったようです。

 

今回は朝出発したので、山形で昼食をとります。訪れたのは、「手打梅蕎麦」さん。

そばは細めでこしがあり、おいしかったですが、その割りに安めで、結構地元の人も訪れていました。

このもりせいろが700円です。

 

 

ところで、この店は住宅街の中にありますが、裏道は除雪がされていないわりに交通量は多く、気を使います。店の駐車場に入るところのちょっとした段差を乗り越えるのも一苦労です。

さらに、店を出て表通りに出るまでの間にアイスバーン化したわだち路があり、そこに荷捌き中のトラックが止まっており、車線を変えることができず冷や汗をかきました。

 

 

 

山形をでて、夏の旅行でも立ち寄った赤湯温泉で立ち寄り湯&酒井ワイナリーでワインを購入し、米沢へ向かいます。

 

米沢観光の中心、城史苑も積雪で真っ白です。

 

 

上杉神社へ向かう途中、昔はなかった天地人の像ができていました。NHK大河ドラマの影響力は絶大のようです。

 

 

上杉神社です。直江兼続の「愛」の兜が展示されている稽照殿は、震災の影響で休館中でした。

 

 

本日の宿は、米沢から南に少しいったところにある、湯の沢温泉「時の宿すみれ」、雑誌で食事の美味しい宿特集では必ず登場するといってもよい、いまやかなりの有名宿です。

今回で宿泊は四回目ですが、約三年ぶりで、このブログで紹介するのは初めてです。

 

米沢からは通常であれば15分程度でつきますが、積雪のため30分ほどで到着です。この辺は米沢市街地よりも一段と積雪は多いです。

 

「時の宿すみれ」は、古い宿を改装した建物と、二人専用、部屋にテレビは置かない等の明確なコンセプトと、米沢牛専門店「黄木」と関連があることで、米沢牛づくしの食事でありながらリーズナブルな価格で宿泊できることで一気に有名になりました。

最近は古い建物を改装した宿も増えてきましたが、大体どこかに古さを感じる部分が残っているものですが、ここはそのようなことをまったく感じさせないのも見事です。

また、人気になると料金が釣り上る宿もありますが、ここはそのようなこともないのも嬉しいところです。

 

 

 

まずはラウンジで、抹茶とお茶菓子。

 

 

 

ラウンジの一角には酒蔵があり、ここで夕食時の飲み物を選ぶことができます。

 

 

日本酒は地元、置賜地方のものがが豊富にそろっています。ワインは、南陽、高畠といった国産ワインの産地が近いため、国産ワインの種類も豊富です。

さらに、ほぼすべてのワイン、日本酒がグラスで注文できます。以前に来たときにはなかったように思いますので、ボトル一本空けるほどは飲まないがいろいろな種類を飲んでみたい我々には嬉しいところです。しかも国産ワインは、結構良いものがそろっています。

この辺の日本酒では個人的に好みに合うものがないため、今回はワインをグラスで選択しました。

 

 

 

ここの温泉は単純泉の沸かし湯ですが、結構成分が濃い感じで、しかし長く入っていても疲れないいいお湯です。

 

 

 

夕方になって、雪が強くなってきました。

次は、いよいよ食事の紹介です。

 

 

<その2へ続く>

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