これはシリーズ4作のなかで
一番おもしろいかも。
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」IMAX版 78点★★★★
不可能を可能にする
諜報機関IMFのスーパーエージェント、
イーサン・ハント(トム・クルーズ)が活躍する
シリーズ第4弾です。
イーサンは
天才ハッカーのダン(サイモン・ペッグ)と
タフな女性エージェント、カーター(ポーラ・パットン)とチームを組み
ある目的のため
ロシアのクレムリンに潜入する。
が、ミッション半ばで不測の事態が発生。
しかも彼らは
テロリストの容疑をかけられてしまう。
イーサンは
分析官のブラント(ジェレミー・レナー)をチームに加え、
たった4人で汚名をはらし、
事件の黒幕の
恐るべき野望を阻止するべく動き出すが――?!
いや~今回はおもしろかった!
娯楽の王道として存分に堪能いたしました。
派手でありえない展開が実に痛快で、
しかも
体を張っている感が半端ない。
ドバイの超高層ビルでのシーンは、
間違いなく歴史に残るでしょう(笑)
成功のポイントはまず
「Mr.インクレディブル」「レミーのおいしいレストラン」の
ブラッド・バード監督を起用したこと。
アニメ監督ならではの
想像力溢れるアクションと構図作り、
複雑すぎない明快なストーリーが
実写にもうまく作用してる。
敵や話がややこしいとこんがらがるもんね。
“チームワーク”に重点が置いたのもよく、
なにより
ユーモア度が高いのが素晴らしい。
緊張感のなかにぶちこんだ「息抜き」が
センスよく、かなり笑えるんです。
チームのなかで「実は力仕事はしたくない」的本音が
だだ漏れてくるのにも笑ったし、
最新なんだかアナログなんだかわからない
作戦やアイテムにも爆笑。
笑いの増量には
「3」にも登場し、今回グンと出番の増えた
サイモン・ペッグの貢献も大きいな。(笑)
(主演作「宇宙人ポール」(12/23公開)も控えてます)
壁一面がスクリーンの
IMAXで見ると、マジで格別な臨場感がありますんで
ぜひIMAXでの鑑賞がオススメです。
にしても。
パート1ができたのは1996年。
15年前からは信じられない映像の進歩に
あらためて感じ入りました。
アクション娯楽映画って
どこまで行くんでしょうね。
★12/16(金)からTOHOシネマズ日劇ほか全国で公開。
「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」公式サイト