タイムリーさには80点あげたい!
「ニューイヤーズ・イブ」57点★★★
「プリティ・ウーマン」「バレンタインデー」の
ゲイリー・マーシャル監督が、
ありとあらゆるゲストを総動員したオムニバス・ラブ映画です。
大晦日のニューヨーク。
タイムズスクエアで年越しのカウントダウンを段取る
副会長(ヒラリー・スワンク)は
朝から大わらわ。
その年越しイベントに出演する
ロックスター(ジョン・ボン・ジョヴィ)は、
1年待たせた恋人(キャサリン・ハイグル)に再会する。
友人とカウントダウンを過ごしたい
ティーンエイジャー(アビゲイル・ブレスリン)は
母親(サラ・ジェシカ・パーカー)に外出を禁じられて、むくれる。
小さな奇跡を願うそれぞれの思いをのせて
新しい年へのカウントダウンが始まった――。
18人、8組のエピソードで綴られる
年越しストーリー。
「バレンタインデー」も多かったけど
さらに多い(笑)
上記のほかにも
ハル・ベリー、ジェシカ・ビール、
ロバート・デ・ニーロ、ザック・エフロンに
アシュトン・カッチャー、ミシェル・ファイファーetc……と
まあこれでもか!な豪華キャストがてんこ盛り!
見応えはあるんですが、
なにせ8組もの話なので
各エピソードが小粒にすぎる。
せっかくのキャストもちょっともったいないですね。
恋人たちのエピソードが少ないのも
華やかさや楽しさに欠けるし。
エンドロールのNG集みたいな遊びが
一番おもしろかったかもしれません(笑)。
それでもテレビでしか見たことのない
ニューヨークのあの“盛り上がる”風景に
参加した感は楽しめます。
タイムリーな公開タイミングも
映画鑑賞には非常に重要だしね。
クリスマスデートにどうぞ。
★12/23(金)から丸の内ピカデリーほか全国で公開。
「ニューイヤーズ・イブ」公式サイト