米での痛ましい事件が、残念でしかたないです。
作品が素晴らしいだけに、余計に・・・
「ダークナイト ライジング」78点★★★★
**************************
舞台は
前作「ダークナイト」(08年)から8年後の世界。
殺人者のレッテルを貼られた
ダークナイト=バットマンこと
ブルース・ウェイン(クリスチャン・ベール)は
表舞台から姿を消し、
ゴッサムシティには平和が訪れていた。
が、それはさらなる惨劇の
予兆でしかなかった――。
いち早く街の変化に気付いたのは
市警本部長のゴードン(ゲイリー・オールドマン)と
情熱ある警官ジョン・ブレイク(ジョゼフ・ゴードン=レヴィット)。
そしてキャットウーマンこと
セリーナ(アン・ハサウェイ)だった。
そんななか、ついに
最強の敵ベイン(トム・ハーディ)が姿を現す。
8年前の戦いで自らも傷つき、
隠居生活を送っていたブルースは
再びバットマンスーツを着ることになるのか――?!
**************************
しびれたア!よかった!
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットにアン・ハサウェイ、
続投組のマイケル・ケインに、ゲイリー・オールドマン……
ご贔屓役者がわんさか出てくるからもあるだろう!
いやすんません(笑)
でもね、やっぱ見せ方がおもしろいんですよ。
ヒーロー話をここまできちんと立脚し、
人間臭いドラマにされちゃうんだもんなあ。
かないません。
この世界観と、感情盛り上げ度に関しては、
ここだけの話「アベンジャーズ」ヒーローが20人いてもかなわない(笑)
前作から8年後を描いているので
初めは前作見直しといたほうがよかったかなと思ったけど、
意外に大丈夫。
だんだん感覚戻ってきますし、
なんたって肝心のヒーローが、
前回の闘いでボロボロになり、
引きこもってますから
思い出す余裕大いにアリ(笑)
しかもさらに満身創痍なことになるんですからねえ。
そして
お馴染みのダークな重量感のなか、
今回は
アン・ハサウェイのちゃきちゃきっぷりや、
ジョゼフ・ゴードン=レヴィットという新風が、
心地よく駆け抜ける。
展開にややトバしてる感はなくもないですが、
その分、爽快さがあってこれはこれでよし。
ラストも鳥肌立ちましたねえ。
それにしても
アン・ハサウェイは相当、ボディメイキングがんばってました。
「全世界にあのキャットスーツ姿を見せなければならないと思えば、
誰でもすぐにジムに駆け込むわよ!」とおしゃったそうで(笑)
さすが、
あのバイクにまたがったヒップの流線型をなめた画が
最高に決まってました。
★7/27(金)先行上映、7/28(土)から全国で公開。
「ダークナイト ライジング」公式サイト
末筆ながら事件の被害者の方々とご家族に
心からお悔やみを申し上げます。