想い出の旅  カナリア諸島 7   ゴメラ島   指笛

2018-06-23 09:17:18 | 想い出カナリア島

             6月23日(土)

             24℃   20℃  曇りのち雨


             朝を迎えました
             新しい日のはじまりです
             楽しい 嬉しいことがあります
             待ち遠しい・・・


                                              


ホテルから5分の港、ロス・クリスティアーノスからフェリーでゴメラ島のサン・セバスティアン港へ 45分。
ゴメラ島はテネリフィ島と違い深い山と谷で手つかずの自然が溢れています。
サンセバスチャン港はコロンブスがアメリカ大陸遠征前に立ち寄り、その後、基地としても重要な役割を果たしました。


 ゴメラ島 (ガラホナイ国立公園)
 世界自然遺産に(1986年)登録されています。

最高峰のガラホナイ山(標高1487m)

ガラホナイ国立公園は大陸から隔絶してるため、氷河期以前の原生林の姿が今でも見ることができます。
国立公園内には太古の植物が残っています。
数千本のヤシの木が生い茂り、照葉樹の原生林があります。
シルバー月桂樹とヒースの原生林があってスポンジ・フォーレスと呼ばれ上空にかかる雲の水分を森の木々が含みます。
大西洋の貿易風とアフリカの暑い風がぶつかり雨を降らせます。
世界でも珍しいシルバー月桂樹の原生林が茂っています。
カナリア諸島の中で最も早く 火山活動が停止したため、氷河期時代以前の太古の原生林が残っているのです。

シルバー月桂樹 Laurisilva Canaria


ヒースの森
ツツジ科の耐寒性のある常緑低木
(荒涼とした地域に生い茂る諸種の低木の色とりどりの花々、これがヒースだそうです)
(ヒイラギ、エニシダ、アザミ、ジャンボタンポポ、ゼラニウム、サンザシ、デイジー)

ゴメラ島は手つかずの大自然で、奇岩”アガンドの岩”もあります。

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

   

          荒々しい山肌がむきだしです

   

指笛

カナリア諸島の中でもゴメラ島は怪獣がいるような島で深い谷、大きな岩、密林、切り立つ山肌で
海岸線を結ぶ道がないので指笛が交信手段の一つとして使われていました。
今は伝統を継承するために学校の授業に取り入れています。

指笛の伝達方法
4つの母音と4つの子音を組み合わせ抑揚をつけて話します。
日本語も話すことができるそうです。

昼食のレストランで指笛のデモンストレーションを
隠したものを指笛で探すユニークなゲームや日本語も指笛で吹いてくれました。


ゴメラ島は2番目に小さい島で26キロ×17キロです。
島を一周?する形で、サンセバスチャンへ戻りました。
コロンブスの家と新大陸発見の航海に出る時に水を汲むために立ち寄った島でその”井戸”を見学しました。
この島に一軒しかないお土産店で Palm Honeyなど。

フェリーでテネリフェ島へかえります。





コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
«      外来診察 | トップ |       空をみあげたら »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

想い出カナリア島」カテゴリの最新記事