そうだです。
昨日は織物をやっている友人のグループ展に、表参道まで出かけてきました。
タペストリーや、バッグ、ポンチョやスカーフなどたくさんの力作を見て触れて、
「手織り」のなんとも心地よい温かみ味を、ゆっくり楽しみました。
この友人は30代前半から織りを始め、30年以上ずっと続けているベテランです。
結局私はあまり高いものは買えないので、スカーフを一つ買いました。
私の周りには手仕事を楽しんで生活している人が何人かいます。やはり古い友人ですが、その人はいろいろなものを縫います。
Tシャツ類、パンツスーツなど着るもの、トートバッグなどのバッグ類、カーテンやクッションなどお部屋のインテリアになるものなど。
食べるものもーーーパン(食パン、アンパン、その他いろいろ)、ケーキ、もちろん
栄養のあるお惣菜も...
彼女は本当に手先が器用です。自分の「手」を存分に使って生活を楽しんでいます。
私は不器用なので逆立ちしても彼女のようにはいきませんが、それでも世界にひとつしかない「自分で作ったもの」が少しはあります。
例えばイニシャルを刺繍したヨガマットの袋。
ヨガの教室のある日はそれを担ぐのがなんだか嬉しく感じられます。
考えてみると昔の母親たちは、今のように既製品もほとんどなく、食べる物も着る物もほぼ全部手作りだったのですね。
私の母親も子沢山で忙しかったろうに、スカートを作ってくれたりセーターを編んでくれたり。
そういえば小学校の時夜なべしてあんでくれた5本指の手袋を、初めてはめていったその日に片方落としてしまったりなんていうこともありました。(悪かったなあと思います。)
お金を出せばなんでも手に入る時代ですが、
時間を見つけて小物等、手作りをして楽しもうかなあと思うこのごろです。