青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

お葬式と“村八分”

2022-09-10 | 青春・名画劇場

立憲民主党の辻元清美参院議員、蓮舫参院議員がツイッターに、岸田文雄首相からの案内状の写真をアップしたうえで、「欠席します」と表明しています。この2人、どこまで野党を貶める行動を取るのだろう。「私たちは感情に流される考えの浅い人間です」と宣言しているのも同じで、こういう人に国政を任せられない。ガーシーや統一教会と関係を持っている議員と同様、職を辞して欲しい。

葬式に行かないとわざわざ言う事は、遺族や参列者に対してかなり失礼で、古い言葉「村八分」でも、火事と葬式だけは関係を持つというのに・・・。辻本・蓮舫両議員は人として、僕は本当に相容れない方々です。政界を退いた方が良いと思います。特に野党にとってはプラスになりません。

エリザベス女王が亡くなられました。96歳。僕には想像も出来ないような重圧の生涯を、これほど長く過ごされたのは尊敬に値します。
 
そのエリザベス女王が嫌ったと言われるのが、ザ・ローリング・ストーンズのミック・ジャガー。妹のマーガレット女王が、ミックの別荘の隣の別荘を買い、ミックと交際するに至って、ミックのナイトの叙勲の日に、女王自ら手術の予定を入れてミックに勲章を自分が与えるのを避けたほど。
 
 
 
最近、ザ・ローリング・ストーンズの音楽をずっと聴き直したり、81年全米ツアーの懐かしいコンサートをDVDで楽しんでいたので、上の話を思い出しました。写真は映画館で観たストーンズのコンサート映画のDVDと、その時のチケットです。
 
1983年の6月の終わり、「007・オクトパシー」「スター・ウォーズ/ジェダイの復讐(公開当時の題名)」そして、この映画と封切り前の「先行ロードショー(その日1日だけ1~2週前に特別公開する)作品」を土曜日に、オールナイトを利用して3本梯子をしたことを思い出します。

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ロング・バケーション ~懐かしいロケ現場

2022-01-03 | 青春・名画劇場

僕は1996年に、膝の靭帯及び半月板損傷で3か月の入院・リハビリをした時が、社会人になってからの1番長いお休みでした。その後も転職に当たり、長いお休みを取ったこともあります。今考えれば、僕にとって必要なお休みばかりでした。その時は焦ったりもしましたが、それがあったから今の自分があると、今では疑うことも無く思えます。

「ロング・バケーション」は間違いなく、時代を代表する大ヒットドラマでした。

1990年代~2000年代は、僕にとっては仕事が1番の時期で、TVドラマはおろか映画を観る時間も、音楽を聴く時間すらもありませんでした。世の中の流行からかけ離れた生活を送っていました。そんな僕が膝を痛めて歩けなくなり入院したことで、このドラマを観ることが出来たのです。

さて、その10年後の2009年・東京は中央区を歩いていると、何やら懐かしさを感じる景色が・・・。

「もしや」と思い、急ぎ足で進むと・・・。川沿いの景色の1点に、僕の意識が集中して行きました。



やはりそうでした!見つけました!この景色をご存知の方はいらっしゃいませんか?この景色は僕が「長~いお休み」を取った時、苦しかった時に見て、心を和ませたTVドラマの中の景色でした!そのドラマは・・・



そう「ロング・バケーション」です!

瀬名君のマンションは建て替えられ、その前にドでかいマンションが出来てしまった為に、三井生命ビルが隠れてしまっていますが、紛れもないロンバケの瀬名君のマンションのあった場所とラストシーンの堤防です。

近寄って辺りを散策すると、ラストシーンで登場する三井生命ビルは瀬名君のマンションの真後ろ。よく出て来るシーンは全てこの隅田川の堤防付近での撮影であったことが判明!ロケ場所が分かりにくいようにアップで撮影していたんでしょうが、行けば分かりますね。いや~懐かしい。心癒されます。

ドラマ撮影終了と共に取り壊された、瀬名君のマンションの位置は、今も残っている隣のマンションと、電柱の変わらぬ「石川米店」の看板がキーになって(この写真撮影の1週間後、この広告看板は外されていました)、この地点を特定出来ました。



道路も変わっていませんが、南ちゃんが立っている画面左側、川側の空き地は全て大きなマンションになり、瀬名君のマンション横のバスケットが出来た敷地も、瀬名君のマンションと統合されて1つのマンションに。街路樹と電柱だけは今も変わっていませんでした。



ロマンチックに瀬名君と南ちゃんがキスした堤防シーンは、堤防下の川沿いの公園からのショットです。この堤防、結構幅が狭く、マンション側からはそれほど高くないのですが、川側からは結構な高さがあって、やや危険な場所です。

ドラマでは見えませんが、撮影の時は転落防止の足場があったのではないかなと思われました。思わずここに座り、夕日を眺めさせてもらいました。いい場所です!



この川沿いに降りる階段の踊り場もよく使われていましたが、上手いものです。背景のビルは変わっていますが、撮影当時もあった左の大きなビルと、この右にある(写真には写っていません)明治座が写らないように撮影して、ロケ地の特定をされないように工夫しています。分かる人には分かるでしょうが、日本全国で見れば、ほとんどの人が知らないので、いろんな所で撮影されているように見えますが、ほとんどが中央区のこの川べりを中心に、この近辺で撮影されています。



ラストシーン、コンクール会場から南ちゃんを追いかけて来た瀬名君ですが、下の写真の1番奥の赤丸地点を走っています。結構幅が狭く、マンション側からはそれほど高くないのですが、川側からは結構な高さがあって、かなり危険な場所です。この幅の狭い場所で、抱き合ったり、走ったりはまず無理!ドラマでは見えませんが、撮影の時は転落防止の足場があったのでしょう。

真ん中の赤丸が地点が踊り場(写真1番上)のシーンの場所。1番手前が瀬名君と南ちゃんがキスしたり、瀬名君と涼子ちゃんが歩いているシーンに使われ、

この写真を撮っている撮影者の僕の立っている橋が、番組のタイトルバックでも使われている橋です。矢印方向に瀬名君のマンションがあり、そことこの写真の間に、南ちゃんがスーパーボールを飛ばして拾いに行った、金網の柵で囲まれた更地が当時はありました。

「何をやっても上手くいかない時・・いつも頑張る必要ないんじゃない?そういう時は頑張らない。神様がくれた長~いお休み」。ドラマ「ロング・バケーション」での名セリフでした。

さて、ドラマの中でいつも瀬名君と南ちゃんが二人で行く中華料理屋さん。ここも見つけました!名前もドラマと同じ「萬金」なんです。しかもどこにあったかというと、東京は八丁堀。僕が一時勤めていた「やる気スイッチホールディング」本社から、歩いて5分。「え?こんな所にあったの?」という、東京都中央区入船3丁目にありました。(笑)これまで紹介して来た写真の現場から随分離れた場所です。

上がドラマの、下が当時の萬金です。のれんに電話番号が入っています。ドラマでは入っていませんでした。店の外からの撮影にここを使い、店内のシーンはセットを作って撮影したそうです。しかし笑ってしまうのが、この萬金の向かって右の建物の会社です。その名を音羽堂と言います。そう、瀬名君が最後に優勝し、ボストンへの切符を手に入れた「音羽堂コンクール」の名前はひょっとしてここから?と笑ってしまいました。(失礼)

当然中に入ってラーメンを食べて来ました。ドラマでのニンニク丸ごと入った餃子はさすがにありませんでしたが、ドラマと同じように狭いお店なのに、いつも満員です。「お店の創業は、戦前の屋台ラーメンからでして、もう60年以上になりますでしょうか」とのお話でした。店内には出演者、山口智子、木村拓哉、松たかこ、竹野内豊の4人のサインがありました。ラーメン、とっても美味しかったです。

さて最後にこの写真ですが、そう、南ちゃんと瀬名が結婚式を挙げる教会です。設定ではボストンに行った二人ですが、実はここはロンドンのホランドパーク駅近く、スタンホープテラスを直進した突き当たりで、当時は「St. John's Church」と言いました。現在は「St. John Hyde Park」と変わり、保育園として使われています。


西部の伝説 ~ジョン・ウェイン

2021-12-04 | 青春・名画劇場

ビートルズの4人、ジャクソン・ブラウン、ジャック・ニクラウス、アーノルド・パーマー、クリント・イーストウッド、ジョディ・フォスター、アントニオ猪木、手塚治虫、王貞治・・生まれてこれまでの間に、多くの偉人と僕はお話をさせて頂くことが出来ました。

ここを読んでくれている皆さんも、僕にとってのヒーローたちに負けない、みんなそれぞれ価値ある人生を生きていると思います。

どんな人にも、掘り下げて話を聞いて行くと、みんなそれぞれ面白い人生でいつも驚きます。

僕はもう会いたい人には、全員会えたと思って満足していましたが、先日友人に、「もし今、時代を超えて誰にでも会えるとしたら?もう会いたい人はいないか?」と問われて、いろいろ歴史上の有名人を考えたけれど、僕はもう会えないけれど、会いたかった僕のヒーローを1人忘れていました。

ジョン・ウェイン!

彼と話してみたかったです。

僕が若い時、ハリウッドに行った時に撮影しました。

71 years ago on Saturday (January 25, 1950) Duke put his footprints & fist print in cement at Grauman's Chinese Theater. The prints are still there.


学校・映画鑑賞会

2021-11-30 | 青春・名画劇場

ここは大阪府・高槻市民会館です。



☆本日は繊細な内容を含んでいますので、学校教育のあり方に一言も二言もある方は、読むのをご遠慮下さい。純粋に映画についての思い出です。今の世の中、思ったことを自由に言うと、ヘイトだ差別だ偏見だと言われ、本当に「言論の自由」があるのだろうかと考えてしまいます。歳を重ねるほどに若者との意識の差を感じますし、余計に言葉を選ぶのが難しい。

小学~高校時代には、年に1回の行事「映画観賞会」がありました。しかも後日「感想文」提出!小中時代は学校の体育館が上映場所でしたが、高校時代はわざわざ電車で高槻市民会館にまで足を運ばねばならず、それが面倒でした。全学年が一緒に鑑賞したのですが、誰が選んだ作品だったんだろう。

当時は「文部省推薦」といえば、もう退屈な映画と相場が決まっていました。例外は「ノストラダムスの大予言」。上映当時にクレームがいろんな団体から付き、今や放映もDVD化もされない作品が、文部省推薦作品だったことを覚えている人はいるのだろうか?(笑)

学生時代の映画鑑賞作品の記憶にあるもの。

「翼は心につけて」

「あゝ野麦峠」

「ジョニーは戦場へ行った」



「翼は心につけて」は78年公開の、石田えり・・かつて前田日明が付き合った・・のデビュー作でした。主人公が骨肉腫で亡くなる話。

「あゝ野麦峠」は79年作。この年の邦画配給収入ランキングの第2位。この時から大竹しのぶが嫌いになった。(笑)原田美枝子は今も好きです。製糸工女哀史、主人公は結核で亡くなる。

「ジョニーは戦場へ行った」は1971年の作品。この作品は、両腕、両脚も切断されて、達磨状態、目も見えない、話せないから、わづかに動く頭でモールス信号「SOS」を送るも気が付いてもらえない・・でも生き続けるというラスト。

何が嬉しくてこんな映画ばかりを観ないといけないのか!!

正直、公立高校に行った友人たちは、学年全員で大阪・梅田に出掛け、好きな映画館に私服で自由に散らばる!友人は「スター・ウォーズ」を選択した。僕の学校とはエライ違いでした。

小学校6年の時の映画鑑賞なんて「狭山の黒い雨」。



知る人ぞ知る作品?それとも、誰も知らないか?1973年に解放同盟が製作した映画。

小学校6年生に見せるような作品ではありません。そもそも内容を理解できる生徒が何人いたのか疑問です。

芸術の秋ということで思い出した、僕の学校での映画鑑賞についてのお話でした。


ゲット・バック劇場公開なし!マーヴェリックは延期!

2021-09-19 | 青春・名画劇場
 
 
ルーフトップコンサートのペーパー・クラフトを、スピーカー横に飾って、発売日を今や遅しと待っています!何を?
 
本来ならば昨年発売していた「レット・イット・ビー」50周年記念リミックス盤です。遂に10月15日全世界同時発売です。ついでにそのアップル公認本も。
 
 
だから、その日を指折り数えて、こういうものを作っていました。(笑)
 
 
「レット・イット・ビー」50周年記念リミックス盤・・・目玉は1969年にグリン・ジョンズによって制作された未発表の『ゲット・バック』ミックス盤。発売されなかったレコードが遂に日の目を見ることです。
 
 
勿論、『レット・イット・ビー』収録曲のニュー・ステレオ・ミックス及び5.1サラウンド・ミックス、ドルビー・アトモス・ミックスに加え、レコーディング・セッションの過程で残されたアウトテイク、リハーサル・テイク、スタジオ・ジャム等の未発表音源も楽しみです。
 
 
でも、映画「トップガン・マーヴェリック」は11月公開が、アメリカでの公開が来年5月27日に延期となり、日本公開日は今日現在未定。「ゲット・バック」の方は劇場公開が中止!そして、未公開映像を含む6時間超の貴重なリストア映像によって構成されるディズニープラス・オリジナルドキュメンタリーシリーズとして、ディズニー公式動画配信サービス Disney+(ディズニープラス)にて、11月25日(木)・26日(金)・27日(土)3話連続独占見放題で配信することになりました。
 
これ嬉しくも何とも無い!1度入会したら退会する画面操作が難しく、何十もの画面でアンケートまで応えないと解約できないと悪名高い「ディズニープラス」です。1日も早くDVDが発売するのを待つことにします。
 
それにしても、ザ・ビートルズにここまで付き合い、お金を落とすファンって年々高齢になり数も減って行くのだから、早くことを進めて欲しいものです。