1970年・大阪万博の思い出の品物が出て来ました。記念切手の小型シート2種(青が先、緑が後から発売)と、記念コイン、何と100円玉です!
万博は、僕らの切手ブームの真っ只中の開催だったので、この切手シートは郵便局に並んで、額面の値段で買えました。記念コインはどこから入手したのか覚えていないのですが、新聞に載って数日後、親が持って帰って来て僕にくれたのを覚えています。皆さまも家のどこかに、しまい込んでいませんか?
実家に親の様子を見に行くと、「こんなものが残っていた」と、いろいろ面白いものを見せてくれます。でも、案外僕の方がいろんなことを覚えていて、両親の方が忘れていることが多いので、当時の僕の記憶よりも更に詳細を知ることが難しいのが、とても残念です。生き証人・・あんまりあてになりません。(笑)
切手つながりで、もう1つ。こちらは1964年東京五輪の記念切手シートです。主要会場と聖火をモチーフにしたもの。
そして、五輪競技別の記念切手です。額面に「5+5」と書いているのは、5円の寄付金付き5円切手ということ。使う場合は5円として現在でも使用出来ます。ただし、こういう記念切手を知らない郵便局員が、たまたまその郵便物を扱ったら、配達されずに戻される場合があります。記念切手は使う時には注意が必要?です。
何年か前に、可愛い切手を郵送に使ったことがあります。サンリオのキティちゃんの切手でした。すると、シールでは郵便物は送れませんと・・。郵便局の窓口で買った切手を、その場で封筒に貼って局員に渡したのですが、翌日まとめて差出人である僕のところに返って来ました。
記念切手でもう1つ書きますと、僕が小学生の頃は、大人も記念切手を投資目的?としてシートで購入していました。将来値上がりすると思ったのでしょう。しかし、平成に入った時には既に、額面の6割くらいで買い取り・・・という憂き目に。10円切手などが幅を効かせていた時代の少額切手です。使おうにも、封筒に何枚も面積の大きいものを貼って使うのも面倒。僕の両親は、額面で使えるだけでも良し!としていました。
技術は進んでも、記念切手の図案に限っては、昔の方が良かったと僕は思う。来年開催には「?」ですが、今度の東京五輪の記念切手は、どんな魅力的なものになるのでしょうか。