青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

あやふやな誤魔化しを一掃したい!

2024-08-12 | 今を考える
先日の大阪なにわ淀川花火大会の日、十三ホームが混雑するので「神戸方面から宝塚・京都方面に行かれる方は、梅田駅で乗り換え下さい」と何度も車内放送をしていました。
 
でも、これって良いのか?🤔
 
 
普段なら三宮(神戸)から阪急電車で、宝塚線の駅や、京都線の駅に行こうとすれば、座りたいので梅田駅で乗り換えたい。しかし、これは不正乗車・いわゆるキセルとなるので、大阪梅田駅よりも手前の十三駅で乗り換えなければなりません。別に梅田まで行き過ぎて乗り換えてもいいやん、ケチ‼️・・と思うのは間違いです。
 
そこで「この案内はキセルを許可していることになる。乗客の安全確保の為に、花火大会当日のみ許可している措置ですというアナウンスを、放送やホームページ等で行うべきではないか」と、阪急電鉄に問い合わせしました。これに対する返信が・・・
 
「ご質問にある神戸三宮駅から十三駅を経由して宝塚線をご利用の際、大阪梅田駅を経由してご乗車される場合は乗車駅~大阪梅田駅と大阪梅田駅~降車駅までの乗車券が必要となります。しかしながら、事故やイベント等で十三駅を多くのお客様がご利用されている場合は、お客様の安全を最優先し、弊社より大阪梅田駅経由をご案内する場合があり、8月3日(土)の夕刻は、なにわ淀川花火大会開催にともなう多客の影響により、大阪梅田駅経由をご案内しておりました。今後とも阪急電鉄をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。」
 
これが返信で、期待外れ。阪急の広報部は核心を意図的に外して回答していると感じました。そこで再度、「普段はキセルであり許されませんが、乗客の安全を考えた上で本日は、お客様に乗り換えのお願いをしています」となぜアナウンスしないのか?と、質問しました。
 
その返信がやっと来ました。
 
 
「ご質問にある神戸方面から十三駅を経由して宝塚線や京都線をご利用の際、大阪梅田駅を経由してご乗車される場合は乗車駅~大阪梅田駅と大阪梅田駅~降車駅までの乗車券が必要となります。しかしながら、事故やイベント等で十三駅を多くのお客様が利用されている場合は、十三駅での乗換えが困難な状況であるため、お客様の安全を最優先し、弊社より大阪梅田駅経由をご案内する場合があり、8月3日(土)の夕刻は、なにわ淀川花火大会開催にともなう多客の影響により、大阪梅田駅経由をご案内しておりました。以上のことから
 
①弊社都合により上記案内をおこなっている際は、不正乗車としていません。
②弊社都合により上記案内をおこなっているため追加の運賃は収受いたしません。
③それ以外の理由はございませんが、お客様の安全を第一に日々安全運行に努めております。
なお、多客時における大阪梅田駅経由の乗換案内につきましては、状況に応じて変わるため駅や車内での案内放送はおこなうものの、弊社ホームページには記載しておりません。今後とも阪急電鉄をご愛顧賜りますようお願い申し上げます。」と、今回は運輸部から返信が来ました。
 
普段と特別な時の対応の違いについて、こういう正式なアナウンスがなぜ普通にされないのか?という疑問が残りました。ホームページ等で外国語でも通知すべきことではないでしょうか?日本って、外国人が増え、特に大阪はインバウンドが全国で最も多いのに、こういう「あやふやさ」を残した対応を行うのは問題ではないでしょうか?
 
同じようなことが、世の中には溢れています。例えば、これまでの保険証は不正使用されるから、マイナンバーカードと保険証の一体化を図るというのであれば、その前にマイナンバーカードの取得を任意から義務化に変更しますと言うのが当然。それを言わずに、マイナンバーカードは任意です。現行の保険証は使えなくなります。とだけアナウンスするのは明らかに変です。
 
僕は現在マイナンバーカードが無くても何の不便さも感じないのですが、マイナンバーカードを取得すると、今後、定期的に更新手続の為に市役所等に足を運ぶ不便さだけが生じます。また、暗証番号の管理、カードの管理、個人情報の流出等、これまでに無かった不安も生じます。保険証が今のまま使えることが、1番便利が良いのです。全体から見ればごく少数の、しかも外国人が専ら犯す犯罪行為を防止するために、当事者を取り締まるのではなく、大多数の真面目な国民に不便さを課すことは間違っています。
 
正直に目的を告げず、日本国民の不利益になることばかりを、親子で行う政治家には不信感しかありません。それを放置する多くの政治家に対しても、不信感を持ちます。しかし、その政治家を選ぶのはそもそも我々国民ですから、僕はそういう人間を選んでしまう今の日本人に対して、本当は不信感を持たなければいけないのでしょうか?