青春タイムトラベル ~ 昭和の街角

昭和・平成 ~良き時代の「街の景色」がここにあります。

ジャケ買い ~お色気に負けた?

2022-04-03 | 青春の音盤

新年度がスタートしました。今年は桜が早い春。日本の成人年齢は20歳ではなく、18歳になりました。これはかなり大きな社会の変化に繋がると考えています。これまでは日本は社会が平和であるため、老人が投票に行き、社会を動かして来ました。しかし、社会にこれだけの格差が生じると、今後は若者が政治に参加して来ると思います。そしてその原動力がSNSやYouTubeで、若者に影響を与えるオピニオンリーダーが意見を出せば、簡単に大きく社会が変わって来るでしょう。万が一、被選挙人の年齢が下げられたり、インターネット投票が実現すれば、日本が壊れるような変革が起きます。ちょっと怖いですが。

たまには音楽ネタも書いて欲しいという声がありましたので、今日は音楽ネタ。僕が1番音楽を楽しんでいた時は、レコード全盛時代。そして今も配信がメインになった為に、CDの売り上げが激減し、レコードの売上が伸びて来ています。レコードの音、きちんとしたオーディオシステムで聴けば、相当音質は素晴らしい!僕はレコードで音楽を楽しんでいます。

そのレコードを買う時に、よくあったのが「ジャケ買い」でした。中身を聴くことなく、そのジャケットを気に入って買うのです。お金も無いくせに、安い輸入盤でこれをやりました。しかし、意外とそのレコードがヒットすることも多く、別にみんながジャケット目当て買ったからヒットに繋がった訳ではなく、素晴らしい作品=素敵なジャケットだったことが多かった。

このグローバー・ワシントン・JRの「ワインライト」等は、何も知らずにジャズ・フュージョンのジャンルを聴きたいと思ってジャケ買いしたら、あっと言う間にヒットチャート1位の大ヒットになりました。

でも、友人達のジャケ買い・・・お色気路線に走っていました。(笑)セクシーなジャケットのものを買い、ジャケットは部屋に飾る。今の世の中では「いかがわしさ」を漂わせていて、女性からはひんしゅくを浴びそうですが、価値観の多様性と言うなら、女性蔑視と言わないで欲しい。男性が美しい女性に惹かれるのは、僕は普通だと思います。アラカンの人達なら1度はこういうレコード・ジェケットを目にしたことがあると思います。

僕の友人には、イーグルスの「ホテル・カリフォルニア」を知らず、80年代に入ってからジャケ買いで、あのアルバムを買った人までいました。部屋に飾るインテリアとして、レコードを買うこともあったのです。CDでは小さくてインテリアにはならないし、配信では飾る物がない。

こういうことも、音楽メディアの売上が下がった一因であるかも知れません。



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