自宅にあるレコード。
ジャケットを開くと・・・
演奏曲は・・・
至って普通のムード音楽です。
こういうレコードが昔は山ほどありましたが、今では女性蔑視になるのか何なのかは分かりませんが、こういうジャケットのCDは全く見かけません。ここでも、当時のジャケットをそのままの形では掲載できません。(女性の乳首が写っていては駄目だそうです。)猥褻でも何でもないのに、綺麗事が横行しているというか・・。今はインターネットでいくらでも猥褻な写真どころか動画まで見ることが出来る。また、子供に見せたくない類の人々はTVにいくらでも出演しているのに・・・。
年齢制限なく書店でヘア・ヌードの写っている写真集が買え、年齢制限なく性描写やロリコン描写のあるような漫画も書店で買える。そんな時代に、ネットのブログやFacebookでは女性の乳首禁止。じゃあ、遺伝子は男性だけど見た目は女性ならどうなるんだ・・と言うまでも無く、価値観の多様性などと謳われる現代社会は矛盾だらけです。
昔は大手洋酒メーカーが、ウイスキーを買うと有名女優のヌードカレンダーを競ってオマケに付けていましたし、そこから更に数年前には、女性ヌードのコースターを付録にしていたこともあります。下はウイスキーのヘイグを買えば貰えた樋口可南子さんのカレンダー。雑誌にもいろんな所にも、広告としてカレンダーの写真が載っていました。
僕は80年代までの、こういう女性の写真は美しいし、綺麗だと思います。批判覚悟で言えば、こういうものが「なぜ」消え失せて行くのか?一体誰の機嫌を取っているのかと思うことがあります。
僕が学生の頃はアグネス・ラムや原田美枝子さん、多くの女優やモデルさんが、女性の美しさを見せてくれていました。今は僕が年を取ったせいもあるでしょうが、女性というより子供にしか見えない体形の人ばかり。
80年代前半までは、女優さんと言えば、まず周囲では見ることの出来ない綺麗な人たち。今はどこにでもいるような人がスクリーンやTVに写っています。更に言えば細ければ美しいというような風潮も。男優も男らしさのイメージを持った人が少なくなったと思います。魅力的な人が少なくなったものです。
今は「性」を感じさせない、中性的なものが良いとされるのも、僕にとってはおかしな話です。「男は男らしく」「女は女らしく」は、セクハラではない。男女が区別なく活躍する世の中が実現すればいいだけの話で、男性に「男らしくあれ」という発言が批判を受けるのは、かなり僕の感覚からすると違うな・・と感じます。