いつも関西のお店の話ばかりですが、僕は横浜や東京での生活も長かったので、今日は東京の話を。僕が家庭にもいろいろあって、温かい食事に本当に飢えていた時。何気に「どこかいいお店教えて」と訊いた時、友人のYさんが連れて行ってくれたお店がここ。
新宿駅東口、紀伊国屋の裏を少し歩いた場所のお店でした。「アカシア 新宿本店」、1963年(昭和38年)にロールキャベツシチューのお店として開業したお店。いつも満員のお客さんのお店だということだったけれど、運良くすぐに座れました。「2つ食べたら結構お腹一杯になるよ」とYさんがオススメしてくれました。
温かくて美味しくて・・・いろんな友人達と一緒にここに行きました。気に入ってしまうと何度でも行ってしまうのが僕。ついでに、紀伊国屋や紀伊国屋のDVD店にも行けるのが便利でした。
会社の連中にも奢ってやると、「たまにはもっといい店に連れて行って下さいよ」と言い出した。こんなに良いお店ではなく、銀座とか、歌舞伎町に行きたかったのだろう。そんなくだらない連中を、この素晴らしいお店に連れて行った記憶だけは消去したい!
あの頃は、そういうくだらない人間と、どう付き合うかを学んだ時期でもありました。しんどかったな、あの頃は・・。