暖かくなり、ドライブの楽しい季節になりました。僕が学生の頃は、友人たちと思いつくままにドライブに出かけたものです。ステーキが食べたくなれば、大阪から石川県の「六角堂」まで車を走らせたり、泳ぎたくなれば日本海や琵琶湖まで真夜中でも車を出しました。日の出を眺め、腹を満たして泳ぐ。そんな遊びが出来たのも、自動車と僕らを迎えてくれる「お店」があったからです。勿論そういう遊びをするために、肉体労働というアルバイトを相当頑張りました(笑)社会人になってからも休日の前夜から、そうやって遊んでいました。仕事も遊びも思い切り!
深夜のドライブを楽しみ、少し眠たくなった僕らの前に現れた夜明けの湖。国道161号線沿い「叡山駅」の近くに「レークポイント」はありました。
アーリーアメリカン調のお店はオシャレだし、24時間営業だったのがすごく助かりました。コーヒーを飲んで温まり、夜が開ければブレックファースト。昭和61年(1986年)当時400円。
ランチは日替わりメニュー650円、クアーズが600円でした。店内には知っている人は知っている「愛情占い」がありました。
夏ともなれば湖に行く車で、国道161号線は大混雑。だから時間をズラしての真夜中からのドライブが楽しかった。帰り道の瞼が落ちそうに思える全身の疲れや日焼け跡が、とても懐かしく思い出されます。