ここは阪急電車・池田駅。1部上場企業であるダイハツ工業の最寄り駅であり、ラーメン博物館や落語ミュージアムもあり、国内外からこの駅を訪れる人はとても多い。
最近は阪急電車でも人身事故による遅延が発生しているが、それでもJR等の他の路線に比べると少なく、沿線周辺の民度は高い。
しかし、経費削減の為なのか駅員の数は少なく、車椅子の乗客のサポートに駅員がホームに上がると、その間改札口に駅員がいないことが今では普通。そんな時に自動改札や券売機がトラブルを起こすと、駅員が戻るのを待つしかなく、何が本当の乗客へのサービスなのか疑問に思うことも。

そして、こんな主要な駅であるにも関わらず、駅舎の掃除は行き届いているとは言えない。身障者や高齢者も使う改札口正面のエレベーターですが、その案内板にはクモの巣がいつもある。
リストラという言葉がすっかり日常語になりましたが、仕事はいくらでもあるのに人手が不足している場所はいくらでもあります。でも、そういう場所では敢えて利益の為に雇用を減らしている。人が生活をするお金を稼ぐ為に仕事があり、仕事は人を快適にするものであるとしたら、そこに従事する人を無暗に減らすことは間違いだと思うのですが・・。おかしな世の中になったものです。
自身事故で復旧までの時間がとてつもなく長いのも、事故現場に行く人間をすぐに手配出来ないからだし、改札口での対応も明らかにお客を待たせ過ぎ。そうならざるを得ないほど、駅員が足りていないと僕は感じます。