最新レジで、より時間が掛かる！

最近いろんなところでレジ清算がセルフになっています。で、やたらお年寄りを中心に、時間が掛かります。昔、レジでパート（正社員）の女性がピピッピって、指でレジ打ちしている時は、清算が終わるまで本当に早かった。

 

ところが、誰の利便性を考えてかは知らないけど、バーコードの読み取りをレジを導入した頃から、レジ清算で掛かる時間が明らかに長くなった。バーコードが曲がっていたりで、手に持った初期の読み取り機で上手く読めない時があるからです。何度もやり直して最後に手打ち・・。

 

その後は品物をかざすだけでバーコードを読み取ってくれる現在の機械になり、読み取りの誤りが少なくなったけど、今度はレジの係員がゆっくりゆっくり個人差はあるけど仕事をするので、一向に早くならない。

 

挙句にいろんなカードにクーポン、スマホの会員登録などが出て、レジで「〇〇はお持ちですか？」と言い出し、更に勧誘に入会の手続き・・・。レジ待ちがどんどん長くなりました。

 

更に更に・・レジの計算が終わってから、鞄の中から財布を探し始めるお年寄りが増加・・・

 

閑話休題

 

僕、このレジ清算のシステムが分かりにくいと思う。ここからは、僕のよく行くダイエーを例に取っての話です。

 

 

黄色で囲んだものが上が、「あるべき姿」だと思います。

 

お客の囲い込みだか何だか知らいけど、精算機の画面は、いろんなカード＆クーポンを作って来たしわ寄せが、全部出ています。例えば僕や多くの人が行う「現金支払」のボタンが、とても見つけにくい カード等の種類が多過ぎる。下が実際の画面です。

 

 

「現金」ボタンがすぐに目につきません。

 

さらに現金を選んでも、ポイントがどうの、カードがどうのこうのと訊いて来る。

 

 

これでは時間が掛かります。1番シンプルな「現金」払いなのに、目が画面上をウロウロしてしまう！まして行き慣れていないお店に行くと、こういう自動精算のシステムはまた違うし、お金の入れる場所も違う。駅の券売機、ガソリンスタンドの精算機、どこもかしこも自社カード優先の画面です。

 

誰の為に作られているか？お客の便宜を計るというよりも、自社の利便性のみを追求している。この際、例えば、関西圏のいろんな鉄道やバスで使えるイコカのカードをボン って、財布ごとタッチ1発で、全ての商業施設のレジ清算を終了にしてくれれば便利なのに。そういう企業間努力はやらないから、ツケはみんなお客に。

 

お客もカードやクーポン、ポイントカードで財布をパンパンに太らせてるのは止めればいいのに。

 

ブランド財布の肥満（パンパンに膨らんでいる財布）って・・・見苦し過ぎる