柔道の古賀稔彦8段が、今朝お亡くなりになりました。心からご冥福をお祈りいたします。
まだ53歳、逝くには本当に若過ぎました。
古賀選手の背負いに憧れ、どれだけ僕も背負いの練習をしたか・・。柔道を知らない人が見ても、彼の背負い投げは本当に美しいと思える切れ味を持つ技でした。
僕が最も興奮した古賀選手の試合は、75kg前後という軽量にもかかわらず1990年・体重無差別の全日本柔道選手権で重量級の選手を次々と撃破し、決勝で当時最重量(95kg超)級の世界チャンピオンだった小川直也と決勝で対戦した試合でした。足車で敗れ準優勝だったものの、柔よく剛を制すを見せてくれました。
1992年バルセロナの金は当然の結果だったと思います。
2015年に斉藤仁選手が54歳でお亡くなりになりましたが、僕と同世代の偉大なアスリートが逝ってしまうのは、本当に悲しくて仕方がありません。