アーバンライフの愉しみ

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萩本欽一・他著「人生の流儀」

2016年12月26日 | 読書三昧

表紙の顔ぶれを見たら、言いたいことが全部わかってしまいそうな人生読本です。

2013年4月からしんぶん赤旗日曜版の「この人に聞きたい」コーナーに登場した34人の現代を代表する人々へのロングインタビューの中から、極め付けの14人分を収録したもの。

例えば、喜劇王の萩本欽一さん。
74歳で駒澤大学に入学。教授も学友も「欽ちゃん」と呼び、教室ではいつもヘマをするに違いないと(その時のギャグに)期待されているという。

あの「北の国から」で広い共感を得た脚本家の倉本聰さん。主宰した「富良野塾」の若者には、「創作という字を知っているな?どちらも”つくる”だが、知識と前例にならうのが”作”で、知恵で生み出すのが”創”だ」と熱く説いた。

映画監督の降旗康男さん。高倉健さんとは半世紀を越えるつきあいでした。当初の任侠シリーズから、「鉄道員」や「あなたへ」などの人気作をおくりだしました。

あなたの人生への想いをあらたにさせる「人生の流儀」、お勧めです。(お勧め度:★★)

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