アーバンライフの愉しみ

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モーツアルト坊やが作った曲

2016年12月07日 | 音楽三昧

天才モーツアルトがその短い生涯に作った曲は、600余曲ある。

交響曲41曲、ピアノ/ヴァイオリン協奏曲34曲、オペラ21曲、ピアノ/ヴァイオリンソナタ71曲、セレナード/ディヴェルティメント34曲、弦楽2・3・4重奏曲37曲等々すさまじいばかりの作品群で、しかもどれもが人類遺産的傑作だというのだから恐れ入る。

それらの膨大な作品も、ある日突然出来上がったわけではなく、神童とよばれた幼児の頃から1曲1曲作曲されていったわけである。

過日、これらを集めたレコードを入手、聴いてみた。いずれも、数十秒から数分の短い曲だが、いかにもモーツアルトらしい明るい機知に富んだ旋律にあふれていた。

彼が5歳のとき作曲したとされる小曲が6曲残っている。いずれも、彼が即興演奏したものを、父親のレオポルドが楽譜の余白などに記録したものという。

 1.アンダンテ ハ長調 K.1a (0'18")
 2.アレダロ  ハ長調 K.1b (0'15")
 3.アレグロ  ヘ長調 K.1c (0'50")
 4.メヌエット ヘ長調 K.1d (1'20")
 5.メヌエット ト長調 K.1e (0'46")
 6.メヌエット ハ長調 K.1f (0'48")

ちなみに、これがK(ケッヘル).1a アンダンテ ハ長調の楽譜である。

4分の3拍子で始まるが、途中で軽快な4分の2拍子に変わっているのも面白い。楽譜は、ネットから借用しました。

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