久しぶりに、ウイーン楽友協会におけるライヴ録音を聴いた。
ムジークフェライン2016-2017の内、16年9月28日に行われたアントニオ・パッパーノ指揮ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団と世界的ヴァイオリニスト、ギル・シャハムによるチャイコフスキープログラムである。
さすが楽友協会における録音と、その広大な音場再生に感心しながら聴いた。
それにしても、やはりチャイコフスキーは良い。
ロシアによるウクライナ侵攻以来、彼の音楽を聴く機会も減ったが、その楽曲の持つロシア的雰囲気や芸術性等は、いささかも価値を失ってはいない。
曲目
ロッシーニ 歌劇「チェネレントラ」序曲
チャイコフスキー ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 OP.35
チャイコフスキー 交響曲第5番 ホ短調 OP.64
ロッシーニ 歌劇「セヴィリアの理髪師」序曲
演奏
ローマ聖チェチーリア音楽院管弦楽団
アントニオ・パッパーノ(指揮)
ギル・シャハム(ヴァイオリン)
2016年9月28日 ウイーン楽友協会でのライヴ録音(オーストリア放送協会)