入院生活の暇つぶしに何を聴くか、何が聴きたくなるか分からなかったので、クラシックやJPOP等、15時間分ほどのコンテンツをiPodに詰めて持って行った。
クラシックは、ブレンデルのパガテル集、ムローヴァのMV協、コバケンのマーラーや小澤のB交響曲集など。
JPOPは、ケイコ・リー、綾戸智恵、井上陽水、オフコースなど。
結局、よく聴いたのは井上陽水。
そこそこ社会性があり、その歌の世界のユニークさに魅了された。
例えば、「傘がない」~出だしに新聞記事などを引用しながら、結局、彼女に会いに行くのだが雨天で傘がない、困ったという歌。
まあ、よくあるシチュエーションで実に微笑ましい。
また、彼の張りのあるテノールは歌詞がよく聞き取れ、「くよくよせずに頑張れ」と元気をもらった。
という訳で、入院中、始終「井上陽水」を聴いて過ごした。
主な曲は、
傘がない
夢の中へ
いっそセレナーデ
飾りじゃないのよ涙は
ジェラシー
5月の別れ
リバーサイドホテル
少年時代、など。
蛇足:クラシックは、ある程度の精神性が要求されるのと、長時間の集中が難しかった。(ので、あまり聴かなかった)