2021年本屋大賞候補作。「オール読物」2015年8月号、書き下ろし等短編5編を収める。276頁。
本屋大賞ノミネート作とのことで期待して読んだが、残念ながら小生には大外れ、不満の残る作品であった。つまり、作り物臭さが先に立ち楽しめなかった。
作者は、少年・少女の物語を書くのはとても難しいとしつつ、20数年にわたり(この分野の)物語を綴り続けているという。
その点、読む側が少年・少女時代の感覚を失ってしまっているからと言えなくもない。
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その後、ブログで知り合った方が、大の伊坂さんファンということで、もう一冊読んでみることにしましたが、私にはちっとも面白いと思えないどころか、途中で読むのをやめようかと思ったくらいでした。
伊坂さんの作品は映画化されたりしてファンが多いようでもあり、私は理解力がなさすぎるんだろうか…などと思ったりしていましたが、今日のエゾフクロウさんの記事を拝見して、少しホッとしました。
加齢の進展で何かと不具合を感じる今日この頃です。
伊坂さんの作品を拝見するのは今回が初めてでしたが、
「候補作」にしてはちょっとがっかりでした。
目下、各賞の受賞作や候補作にしぼって読んでいるて、
打率は良い方だったのですが、まあ、仕方ありません。
お互い、素晴らしい読書の世界を大切にしてまいりましょう。