アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

伊坂幸太郎著「逆ソクラテス」

2023年06月16日 | 読書三昧

 

2021年本屋大賞候補作。
「オール読物」2015年8月号、書き下ろし等短編5編を収める。276頁。

本屋大賞ノミネート作とのことで期待して読んだが、残念ながら小生には大外れ、不満の残る作品であった。つまり、作り物臭さが先に立ち楽しめなかった。

作者は、少年・少女の物語を書くのはとても難しいとしつつ、20数年にわたり(この分野の)物語を綴り続けているという。

その点、読む側が少年・少女時代の感覚を失ってしまっているからと言えなくもない。

 

 

 


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2 コメント

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にゃんにゃんさん (エゾフクロウ)
2023-06-16 19:14:24
こちらこそ、ご無沙汰しております。
加齢の進展で何かと不具合を感じる今日この頃です。

伊坂さんの作品を拝見するのは今回が初めてでしたが、
「候補作」にしてはちょっとがっかりでした。

目下、各賞の受賞作や候補作にしぼって読んでいるて、
打率は良い方だったのですが、まあ、仕方ありません。

お互い、素晴らしい読書の世界を大切にしてまいりましょう。
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ご無沙汰しております (にゃんにゃん)
2023-06-16 18:52:31
かなり以前、本屋大賞や山本周五郎賞受賞作品ということで、「ゴールデンスランバー」を読みました。いつになったら面白くなるのかと思いつつ結局最後まで読むことは読みましたが、なんだか理解できずに中途半端な気持ちのまま終わりました。
その後、ブログで知り合った方が、大の伊坂さんファンということで、もう一冊読んでみることにしましたが、私にはちっとも面白いと思えないどころか、途中で読むのをやめようかと思ったくらいでした。
伊坂さんの作品は映画化されたりしてファンが多いようでもあり、私は理解力がなさすぎるんだろうか…などと思ったりしていましたが、今日のエゾフクロウさんの記事を拝見して、少しホッとしました。
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