リタイアしても十分な収入がないため、働き続けなければならない高齢者が増えているという。
総務省の調査によると、65歳以上の雇用者が2002年の152万人から23年では543万人へと3.57倍に増加した。特に、75歳以上では6.5倍もの増加となっている。
非正規雇用が目立ち、65歳以上では4.43倍に、75歳以上では10.83倍になっているという。
理由の第一は、収入が欲しいで半数近い41.6%だが、老化防止や働き甲斐をあげる人もそれなりにいる。
いずれにせよ、高齢無職世帯は万年赤字で、唯一黒字になったのは、コロナ対策で一律10万円が支給された20年のみだった由。詳しくは、記事(しんぶん赤旗24日号掲載)をご参照下さい。