アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

陽光

2015年03月18日 | 田舎暮らし
所要で札幌に出ていて2日留守にしました。

昨夜、最寄りの駅に降り立つと雨で、風の暖かさに驚きました。
ただ、雪の上に雨が降るとより足元は滑りやすくなり、(雨にぬれまいと)急く気持ちとのせめぎあいにどぎまぎしました。

今朝は一転、陽光が降り注ぐ好天となりました。
周囲の山もよく見えています。



これは、(ラクダの背のような)独特の形をしたイワオヌプリ山です。
昔、硫黄を算出した山で、目下は、バックカントリースキーヤーのターゲットになっています。



まだ、芽のかたい白樺の若木です。
枝の一部は、まだ堆積した雪に囚われていますが、健気に青空を向いています。



まだ雪を積んでいる別荘もあります。
ただ、この陽光の下、いずれ消え失せる運命です。
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断捨離なんてとても~

2015年03月15日 | 田舎暮らし
不要な物を減らし人生に調和と活気を取り戻そうという生活術(断捨離)が世に出て久しいが、実際生活でこれを実践することは難しい。

ただ、目下の引っ越し準備においては、これを実践するまたとない機会のはずだ。

しかし、実際にモノをすてる段になると、そのモノにまつわる数々の想い出が走馬灯のように去来して、(モノを前に)しばし佇むことになる。

特に、子供たちの小さい時の色あせた写真(中には、卒業証書などもある)や持ち物などが出て来ると、あれこれの思いが先に立ちとても捨てられない。

結局、アルバムなども小型の段ボール4箱にもなって、その重量に辟易しながら階下の納戸に積み上げたりしている。

昨日は、かって赴任先で入手したイラン美人の絵画なども出て来た。
思い切って「捨てよう」と、しばしリビングの壁に立てかけておいたのだが、結局、勿体ないということになり、新居の壁にかけてみようということになった。



誠にもって、断捨離などできそうにない。
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私たちの問題~辺野古新基地建設

2015年03月14日 | ドラミング
沖縄辺野古における米軍基地建設のためのボーリング調査が再開された。

「新基地はいらない」という沖縄の人々の願いはどうなるのか?
「諦める」のは政府の方だと地元紙はいう。



私たちはどう考えれば良いのか。



今日の新聞(朝日)に掲載された投書子の意見に共感する。
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復旧

2015年03月13日 | アーバンライフ
プロバイダー(plala)の勝手でcgiサーバーが変更となり、小生が管理・運営しているHPも対応を強いられた。

また、サーバー変更直後、新旧のサーバーともにダウンするハプニングもあって、散々だった。

加えて、(サーバー変更の)ドサクサに紛れて、従来、各ユーザーに与えられていた容量が半分の5MBに減らされていることがわかった。

この結果、HPの「サイト内検索」というサービスを提供することが困難になり、やむなく外部のそれを導入せざるを得なかった。

あれやこれやで、試行錯誤すること1週間。
一昨日になってようやく全部の機能が復旧し、正常動作となった。

このcgiサービスを受けるがために、長い間、このプロバイダーとつきあって来たが、もうコリゴリだ。
時期をみて他のプロバイダーに乗り換えようと思っている。
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いやはやの大雪

2015年03月12日 | 田舎暮らし
本格的な春は、容易にはやって来ない。
昨日は、終日雪が降り続いて、1日3度の雪かきを強いられた。



一夜明けて、これは今朝6時頃のベランダの様子だが、30cmほどの雪が降り積もっている。
少々うんざりだが、「食前の運動にいいか」とばかりに雪かきに精出した。

積雪30cmとすると、除雪量は、概ね、ダンプ1台分くらいになる。
何とか40分ほどで終わったが、正直のところヘロヘロになってしまった。ヤレヤレ。
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この日に~天道荒太著「悼む人」

2015年03月11日 | この一冊
主人公の静人は、死を「悼む」旅を続ける。
交通事故で、災害で、いじめで、強盗殺人で、怨恨で、火災等々で図らずも命を落とした人々。それらをニュースや新聞で知ると、それを克明に記録し、現場に赴き、周囲の人々に尋ねる。

「その方は、愛されていましたか? 誰を愛していましたか? 誰から感謝されていましたか?」と。



そして、その答えを胸に刻みつつ、その場に佇み、独特のポーズを取りながらその死を「悼む」。そして次の死の現場に向かう。こうして静人は、いつしか「悼む人」と呼ばれるようになった。

第140回(08年後半期)直木賞を受賞した天道荒太氏の「悼む人」を深い感動とともに読みました。

人間誰もが避けて通れない「死」について、これほど真剣にみつめ物語に仕立てた例を知りません。それは、単に他人の死を胸に刻みつつさまよい歩く奇特な人の物語にとどまらず、読者に対して、人生とは何か、如何に生きるべきか、また、如何に死すべきかを問いかけています。一読をお勧めします。

やっと映画が出来て、目下、全国で上映されている。(写真は、映画の公式HPからお借りしました)


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未来への影響力

2015年03月10日 | ギャラリー
夜半から風雨が強くなった。
外出を予定していたが、JRも一部不通になっているというので、残念ながら「ドタキャン」した。

今は雨だが、この後気温が下がって吹雪になるという。
本格的な春は、簡単にはやって来そうにない。

9日の新聞(赤旗)が伝える外国紙による日本共産党の評判。
外国紙のそれは、変なバイアスがかからない分、現状を正確に伝えていると言えるかも知れない。


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パラゴンに出会う

2015年03月09日 | ギャラリー
横浜から当地(ニセコ)に移り住んで16年4ヶ月。
間もなく札幌近郊に再移住するのだが、この間、親しくさせていただいたご夫妻から「送別会を」とのお声がかかり、昨日ご招待に預かった。

伺ったのは昆布温泉・鶴雅別荘「杢の抄(もりのしょう)」のレストラン。
永年の友誼に感謝しつつ和風懐石を囲んだ。

そして、食後ラウンジに行ってみて驚いた。
誰でも休憩ができるオープンスペースになっているのだが、そこにあのパラゴンがあった。



熟年世代のオーディオ愛好家であれば知らぬ者がいない憧れのパラゴンだ。
1950年代、映画館の拡声装置を手掛けていた米国JBL社が開発したステレオスピーカーシステムなのだが、卓越したデザイン、音質の良さとその存在感で圧倒的な人気があった。

反対側の空間は、こんな雰囲気。



このモニュメントのようなスピーカー。価格は、初期のもので160万円くらい。
1988年頃デスコンとなったが、当時で350万円くらいしたらしい。

現在でも、古いユニットを使ってレプリカを製作・販売する業者がいるが、販売価格は550万円也。





「杢の抄」のそれは、無国籍の音楽を低く演奏するようセッテングされていたが、その音楽と音量では、ちょっともったいない気がした。

5~60年代の渋いジャズなどをそこそこの音量で鳴らしたら、振るい付きたくなるような魅力的な音楽を奏でるにちがいない。
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不満タラタラ

2015年03月08日 | 田舎暮らし
プロバイダー(plala)の都合でCGIサーバーが変更になり、ボランティアで管理している「網膜剥離友の会」のHPがうまく動かなくなってしまった。

コンテンツの閲覧は問題ないのだが、サイト内検索とか、問い合わせメールの送信などができなくなってしまった。言わば、片肺運転の状態に陥っている。

サーバー変更のアナウンスがあったのが2月16日で、それ(新サーバー)が使用可能となったのが、3月2日。

そして、3月5日には、旧サーバーが運転を停止してしまった。

このように、切り替えにたった3日しかないなんて、常識では考えられない。



また、この新サーバー、一昨日午後からは故障したらしく、直前まで動いていたアクセスカウンターも停止してしまった。もう、やってられない気分だ。

問い合わせを出しても返事はない。

以前にも、突然ブログのサービスを停止してしまっていて、何ともその公共性のなさにはあきれて物が言えない。
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春の雪

2015年03月07日 | 田舎暮らし
しばらくよいお天気が続いていたのだが、今朝起きてみると、積雪10cmの世界となっていた。

やむなく、玄関回りやベランダの雪かきに精を出す。
昨日午前中は、太陽が燦々と照って強い日差しがあったから、啓蟄を迎え、はや春かと思いきや今朝の雪である。

啓蟄と言えば、小生のパソコン回りには、小さな家クモが1匹住み着いていて、昨夜などもディスプレイやキーボードにチョロチョロのって遊んでいた。このクモ、なかなか愛嬌があって、また、姿かたちも愛くるしく、ペットよろしく仲良くしている。

また、引っ越し準備で、ガレージから持ち出して来たダンボールを開けてみたら、カメムシが1匹出てきた。弱弱しく元気がないが、よくこの寒さを生き抜いたものだ。ただ、これは仲良くできないので、外へ退散願った。

今朝の新聞(朝日)に載った投書。大先輩の遺言のようにも思えた。


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