名盤として評価の高かったショルティ・バイエルンの「アルプス交響曲」が、1980年に新しい技術と材料を投入して再カット・リリースされた高音質盤。
高出力アンプやハーフスピードカッテングの技術の他、高質の材料を使用したとされ、一聴して、音の鮮度の高さを聴きとることができる。
楽曲は、登山者が夜明け前からアルプスに挑み、登頂して下山するまでの様々な場面を(22の楽曲で)表現している。
1.夜 2.日の出 3.登り道 4.森への立ち入り 5.小川のほとりの旅 6.滝 7.幻影 8.花の牧場 9.山の牧場 10.林の道で迷う 11.氷河 12.危険な瞬間 13.頂上にて 14.見えるもの 15.霧が立ち込める 16.日はしだいにかげる 17.悲歌 18.嵐の前の静けさ 19.雷雨と嵐~下山 20.日没 21.終結 22.夜
R・シュトラウスの巧みなオーケストレーションとショルティ・バイエルン放送交響楽団によるスケールの大きな演奏とによって、アルプス登山の一大叙事詩が繰り広げらる。