アーバンライフの愉しみ

北海道札幌近郊の暮らしの様子をお伝えしています。

どうなる東京五輪2020

2020年03月13日 | ギャラリー

 

今週発売の「週プレ」3月23日号は、「東京五輪延期必至」との特集を組んだ。

加えて、組織委員会の理事の一人からも延期論が出て、関係者を慌てさせている。

他方、昨日のWHOによる新型コロナウイルスのパンデミック宣言を受け、延期または、中止は現実の問題となりつつある。

と言うのも、パンデミックの収束宣言が出ないかぎり五輪などは開催できず、過去の例から、収束までには最低1年~1年半かかるとされているからである。

今朝のニュースでは、米国のトランプ大統領も「延期を示唆」したとかで、急展開の様相をみせている。 

 

 

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いつまで続くコロナ騒動

2020年03月12日 | ドラミング

一昨日の政府の対策会議でアベは、イベントなどの開催自粛をあと10日ほど継続して欲しいと述べた。

一方、同日開催の専門家会議は、「一定程度持ちこたえているのではないか」という専門家らしくない表現で現状認識を示した。

ということで、いかんせん先の見えない現状に不安は募る。

他方、抑え込みに成功したとされる中国での現状を(データで)見ると(昨日の新聞(朝日)記事から)次のようになっている。

一時、1日4千人もの感染者の報告があった中国だが、これが10日、全土で14人と本邦での感染者数を下回っているというから驚く。

これに対し、我が国では次図のようになっていて、まだピークは見えていない。

 

特に、我が国では、

 ①感染エリアが全国に及んでいること。

 ①PCR検査の遅れから、隠れ感染者の存在が懸念されること。

等から、検査数が増えれば感染者がより顕在化すると考えられる。

以上から、例え抑え込みに成功したとしても、概ねあと1ヶ月程度は一進一退の状況が続くのではないか。

つまり、私たちが感染リスクから解放されるのは、概ね4月末頃になるのではと思うがどうであろうか。

 

 

 

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司馬遼太郎著「短編全集⑧」

2020年03月11日 | 読書三昧


1963年7~12月に発表された短編13編が収められている。597頁

 ①逃げの小五郎
 ②海仙寺党異聞
 ③死んでも死なぬ
 ④沖田総司の恋
 ⑤彰義隊胸算用
 ⑥槍は宝蔵院流
 ⑦浪華城焼打
 ⑧弥兵衛奮迅
 ⑨最後の攘夷志士
 ⑩四斤山砲
 ⑪桜田門外の変
 ⑫菊一文字
 ⑬英雄児


すべて「幕末」もので、長編「竜馬がゆく」や「燃えよ剣」などと並行して執筆された。同氏の最も旺盛な創作時期を代表する作品群と言えよう。

印象に残ったのは、新選組随一の青年剣士の内面に迫った「④沖田総司の恋」や緊迫感にあふれる「⑪桜田門外の変」など。

 

 

 

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3条件が重なる場所や場面をさける

2020年03月10日 | ドラミング


上図は、新型コロナウイルス感染者の日別累計数のグラフです。

昨日、国の専門家会議は、「爆発的な感染拡大には進んでおらず、一定程度持ちこたえているのではないか」という認識を示しました。

しかし、グラフを見るかぎり、感染は依然として拡大を続けているというのが実態のようです。

会議は、引き続き警戒を強め、特に下記のような「3つの条件の重なる」場所や場面をさけるべきとの見解を示しています。

 ①換気の悪い密閉空間
 ②
多くの人が密集
 ③
近距離での会話や発声

上図は、NHKのHPから転載しました。

 

蛇足:株価の暴落を伝える米国ABCニュース。

 

 

 

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My Favorite Analog!~ギレリス・ヨッフム「ブラームス:ピアノ協奏曲全集」

2020年03月09日 | アーバンライフ

 

いやはや、何と懐かしいブラームスなのだろう。

エミール・ギレリスと言えば、1960~70年代のクラシック界に君臨したピアノ弾きのビッグネームであった。

これを記しながら思い出したが、彼のリサイタルを駐在先のテヘラン(イラン)で聴いたことがある。

つまり、現在のイランのイスラム体制とは異なり、お酒も飲めたし、ほそぼそながらクラシック音楽さえ聴くことができた時代の話である。

演奏

 ベルリン交響楽団  
 指 揮:オイゲン・ヨッフム
 ピアノ:エミール・ギレリス

曲目

 ブラームス ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 作品15
 ブラームス ピアノ協奏曲 第2番 変ロ長調 作品83

演奏・録音

 1972年6月 ベルリン

そのスケールの大きなダイナミックで正確なピッチを刻む演奏は、言わばお手本のような演奏で、安心して聴くことができた。

 

 

 

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今どき「つぶやき」選

2020年03月08日 | ドラミング

アベが独断で、次々と訳のわからないコロナ対策を打ち出すものだから、街では皆怒っている。

 

 

海外メディアは、オリンピックを控えて感染者数を抑えているのではとの見方が有力です。

 

 

結局、こういうことなのだ。

 

 

 

 

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籠池泰典・赤澤竜也著「国策不捜査~森友事件の全貌」

2020年03月07日 | 読書三昧

 

森友事件の籠池泰典氏と彼をサポートする作家の赤澤竜也氏共著による告発の書。文藝春秋社刊483頁の大作。

籠池氏と妻の諄子さんは2017年7月31日、「サステナブル補助金」及び、「幼稚園運営の補助金」の不正受給を理由に大阪地検特捜部に逮捕され、 298日間の拘留を経て2018年5月25日保釈された。

本年2月19日、大阪地裁において籠池氏に懲役5年、諄子さんには執行猶予付きの懲役3年の判決が出た。

籠池氏の量刑が5年となったのは、罪状が「補助金適正化法違反罪」ではなく、最高刑10年の「詐欺罪」が適用されたためだと言う。

本書を読み痛感したことは、

 ①施政者に歯向かえばこうなるぞと脅す(地位も名誉も財産もすべて奪いつくす)権力犯罪のすさまじさである。

 ②政権は、公文書の改竄や証拠の隠蔽等を行って権力犯罪に加担した公務員は、財務次官や在外公館の公使や書記官に昇任させる等の論功行賞を行ったことである。他方、これにあらがった官僚は自死した。

 ③妻の名誉校長就任を容認し、100万円もの援助を惜しまなかったアベが、財務省による土地取引の不正が表面化するや態度を180度変え、籠池氏を人でなし呼ばわりしたことである。

 ④また、事件が明るみに出るや、それまで籠池氏の教育を誉めそやしていた右翼文化人が、蜘蛛の子を散らすように四散したことである。

いずれにせよ、こうした権力犯罪を二度と起こさせないためにも、事件を風化させてはならないと思った。ご一読をお勧めします。(お勧め度:★★)

 

 

 

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何でもランキング~家庭菜園をしていますか?

2020年03月06日 | アーバンライフ

先週の新聞(朝日)週末の雑学版に掲載された何でもランキング。

その際のお題は・・・。

 

結果を拝見して、実践されている方が以外と多いのに驚きました。

小生も、現在のマンション住まいになる前はニセコでの田舎暮らしでしたから、30坪ほどはやっていました。

ただ、総じて言えることは、やはり素人の悲しさ思ったような収穫が出来ず、その難しさ、奥深さに感嘆したものでした。

ここ数年は、ベランダにプランターを並べて葉物野菜など作って来ましたが、(プランターでは)すぐに土がダメになってしまうので思うにまかせません。

目下、今年はどうしようかと迷っているところです。 

 

 

 

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便乗休館?

2020年03月05日 | アーバンライフ

昨日、散歩の帰りに市立図書館に寄ったら、新型ウイルス感染予防のため休館していた(16日まで)。

北海道の場合、緊急事態宣言が出ていることもありやむを得ないと思うのだが、普段、入館者はいくらもおらず(人が群れるような状態でもないのに)休館するのは、ちょっと見、便乗休館のように思えて仕方なかった。

この休館は、図書館が入っている芸術文化センター全体に及び、会議室などの貸し出しも止めているから、これを利用しているサークルや同好会の集まりなども中止に追い込まれている。

これはやはり、「戒厳令や」と思いつつ帰宅した。

 

 

 

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まさかこんな事態になるなんて・・・

2020年03月04日 | 読書三昧

新型コロナウイルス感染者の拡大・・・。

まさか、過日ご紹介したカミュの「ペスト」の世界が現出するなんて想像すらできなかった。

昨日の新聞(朝日)社会面の記事。

 

 

 

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